TANNOY+ARDEN
TANNOYは5月18日(木)~5月20日(土)に独ミュンヘンにて行われたオーディオショウ「hifi deluxe munich 2017」にて、同社の最新機となる「Legacyシリーズ」3モデルを発表。

「ARDEN」「CHEVIOT」「EATON」の3機種。いずれも、1970年代に発売されたTANNOYの伝説的スピーカーと同じ名前。もちろんユニットは同軸2ウェイで、ユニットのサイズはARDENが15インチ、CHEVIOTが12インチ、EATONが10インチ。

名前は同じで、外観もそれなりにレトロですが、当時の品を復刻したのではなく、現在の技術も盛り込んだ別モデルです。根本を成すデュアルコンセントリック・ユニットも異なるもので、ユニットそのものの奥行きも深いなど違いがあります。

とは言え、全く新規の最新モデルとも違い、自らの過去の遺産に対して“これだけ優れたものを作ってきた”ということを証明するという、“ステートメント・プロダクト”としてLegacyシリーズを開発したとしています。

エッジにはラバー素材を採用し、エンクロージャー内部のブレーシング(添木構造)も最新の音響解析に基づくなど往時を超える内容が期待されます。Legacyシリーズでは「メイド・イン・スコットランド」にこだわっているのもポイント。

多くのオーディオ愛好家にとって興味深い存在でしょうが、国内導入の有無、価格が気になるところです。
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