米指揮者・作曲家のスタニスラフ・スクロバチェフスキさんが21日、死去した。93歳だった。桂冠(けいかん)指揮者を務めていたミネソタ管弦楽団によると、昨年11月と今年2月に脳梗塞(こうそく)を起こし、闘病を続けていた。

1923年、ポーランドのリボフ(現在はウクライナ)生まれ。11歳でピアニストとしてデビューしたが、第2次大戦中の空襲で手を負傷したため、指揮と作曲の道に専念した。

 ポーランドのオーケストラの指揮者を務めた後に渡米し、60年にミネアポリス交響楽団(現・ミネソタ管弦楽団)の音楽監督に就任。19年間にわたって務めたほか、他の多くの楽団でもタクトを振り、疾走感と透明感にあふれたブルックナーの演奏で特に知られた。高齢になっても現役で、昨年10月にもミネソタで指揮をした。

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