SHURE_SHA900

シュア・ジャパンは、SHUREブランドのUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「SHA900」を12月末に発売。オープン価格で、12万円前後での販売が予想。

デジタル入力とアナログ入力を備えたポータブルヘッドホンアンプ。筐体はクロムメッキ処理を施したアルミ製。外形寸法は59W×111H×21Dmm。質量は182g。特にShureのフラッグシップイヤフォン「SE846」に最適化して開発しているというのも売り。

デジタル入力にはUSB micro-B端子を備え、PCに加え、iOS端末やAndroid端末とデジタル接続することもできます。microUSB to LightningケーブルおよびmicorUSB to OTGケーブルも同梱。デジタル入力は最大96kHz/24bitのPCM音源に対応。対応サンプリングレートは96/88.2/48/44.1kHz、対応量子化ビット数は24/16bit。DSDの入力には非対応。D/Aコンバーターはシーラス・ロジック製「CS4272」。アナログ入力は3.5mmステレオミニ端子でライン入力経由での接続も可能。

4バンドのパラメトリックイコライザーはプリセットを5種類用意。またユーザーの好みに合わせてカスタマイズし、4つまで設定を保存することもできます。周波数、ゲイン、アッテネーションや、EQフィルターの帯域幅などを調整できます。EQは有機LEDのカラーディスプレイで確認可能。

出力は135mW+135mW(16Ω時)/95mW+95mW(42Ω時)。ゲインを-60dB~+17dBの範囲で調節が可能。S/N比は最大107dB。ヘッドホンインピーダンスは6~600Ωに対応。

電源はリチウムイオン充電池で、アナログ入力(バイパスイコライザーモード)で20時間、USB入力(イコライザーモード)で10時間の連続使用が可能。また充電をUSB経由で行えます。

付属品として3.5mmケーブル2本(15.2cm/96.4cm)および6.3mmプラグアダプター、航空機用アダプター、アッテネーター、DAP等と重ねて使うためのセキュリティバンドを2本、マイクロファイバー製のクリーニングクロスも用意。

発表前に写真のみ公開されていて、DAPではないかと噂されていた機種は、実はポタアンでした。

実は、同時に同社が発表した世界初の高遮音性コンデンサー型イヤフォン「KSE1500」セットのUSB DAC/アンプ部を、ステレオミニ接続ヘッドホン対応として単売した製品。

そういう事情もあるのか、今時のポタアンで、この価格帯としては意外なほど控えめなデジタル信号対応スペックです。DSDはともかく、PCMも24/96というのはもはや今時珍しいくらい。それだけアナログ入力に自信があるのでしょう。DAP等と重ねて使うためのセキュリティバンド同梱ですから、高品位でハイスペックなDAPと一緒に使ってね!ということなのでしょうか。

まずは、SE846に最適化されているということなので、SE846のユーザーにとっては見逃せないポタアンになるでしょう。どのDAPと合うのかが今度は悩みになりそうです。

引用元: ・SHUREのイヤホンを語るスレ Part94

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/av/1441629793/ 【SHURE SHA900 シュア初のポータブルヘッドホンアンプ!】の続きを読む