Panasonic_RP-HD5

パナソニックは、ハイレゾ対応ヘッドホン「RP-HD5」を発売。

価格はオープンで予想実売価格12,000円前後。2015年11月14日発売。

発売中のハイレゾ対応ヘッドホン「RP-HD10」の下位モデルという位置づけ。「RP-HD10」(直販24,000円)の設計思想を継承ながら、低価格化した「ハイレゾエントリー」というコンセプトを持ちます。

オーバーヘッド型の密閉型で、アラウンドイヤー型。新開発のφ40mmのHDドライバーを搭載。形状を最適化することで低域~高域までバランスの良い再生が可能だとしています。再生周波数帯域は4Hz~40kHzとハイレゾ対応相当をクリア。

ドライバーを支えるドライバーフレームも不要振動・共振を抑える構造のものを採用。濁りの少ない音再生に寄与するとしています。

上位のRP-HD10にも採用したパナソニック独自のHD(Horizontal Slide)アジャスト機構を採用。ヘッドバンドを水平方向にスライドさせることで、ハウジングとヘッドバンドを最も頭にフィットする位置に調整可能としていて、装着感の向上を図っています。持ち運びやすいようスイーベル機構を採用しているので、ポータブル使用でも便利。

再生周波数帯域は4Hz~40kHz。インピーダンスは44Ω、音圧感度は99dB/mW、最大入力は1,000mW。 質量は約228g(ケーブル除く)。カラーはブラック (K)のみ。

ケーブルは片出し式で、長さは約1.2m、プラグ部は金メッキを施したL型3.5mmステレオミニ。リケーブル不可。

RP-HD10との大きな違いはHD10は超多層フィルム(MLF)振動板を採用しているのが大きな違い。通称「玉虫振動板」と呼ばれているもので、数百にも積層された玉虫色光沢の超多層フィルムを使用しているためこう呼ばれます。不要な残響を残さず、再生周波数帯域3Hz~50kHzを実現するとしていて、パナソニックのハイレゾヘッドホン、イヤホンの象徴的技術です。(今回同時発売のイヤホン・RP-HDE10でも使用)。また、リケーブルにも対応しています。

本機は比較的安価な価格でハイレゾ対応の周波数特性と、装着感の良いアラウンドイヤー型の本格密閉型でしかもポータブルユースにも対応している点は評価できます。

ただ、RP-HD10の実売価格も1.6万円台まで下がっているので、価格差があまりないと感じる人もいそうですし、本機の存在意義を薄めかねないかもしれません。ただ、HD10の密閉性はさほど高くなく、音楽を聴いているときでも外の音がかなり入ってくるのでややアウトドアには向かないかも、とファイル・ウェブではレポートされているので、本機のほうがアウトドアユースを打ち出している点で差別化しているのかもしれません。

RP-HD10をコストパフォーマンスの良い機種と評価する人も多いだけに、本機のコストパフォーマンスへの評価も注目したいところです。

引用元: ・PanasonicのヘッドホンスレPart2

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/av/1437218914/ 【Panasonic RP-HD5 1.2万円のハイレゾ対応ヘッドホン 上位との違いも気になる!】の続きを読む