ONKYO_IE-C1
オンキヨー(株)は、シバントス(株)(シーメンス補聴器)との共同開発によるカスタムインイヤーモニター(カスタムIEM)を7月17日から発売。

のべ70万台の補聴器を製作してきたシーメンスのノウハウと、オーディオメーカーであるオンキヨーの音響技術を融合させて誕生したというカスタムIEM。

ドライバー違いの3種類をラインナップし、各モデルごとに装着感が選択可能。独自のこだわりは「装着感」と「遮音性」の両立で、耳を守りながら音楽を楽しめるモデルとしたとしています。

今回発売されるのは、フルレンジBAドライバーを1基搭載したIE-C1(税抜59,800円)、低域と高域に1基ずつBAドライバーを搭載したIE-C2(税抜79,800円)、BAドライバー3基を搭載した3ウェイ仕様のIE-C3(税抜119,800円)。これに耳型採取の費用は含まれていません。

なお、発売を記念したキャンペーン価格もあり。6月19日から7月16日まで、ギブソンショールームもしくはシーメンス補聴器コンセプトストア銀座店で予約・支払いしたユーザーは、特別価格で販売を行う。価格はIE-C1は49,800円(税抜)、IE-C2は59,800円(税抜)、IE-C3は99,800円(税抜)。さらに、音楽演奏を楽しむ高校生や大学生を対象とし、学生応援特別価格での販売も検討しているとしています。

BAドライバーはシリコン製クッションでくるみ、クッション効果のある接着材で固定することで、不要振動を筐体へ伝えないフローティング構造。ここはONKYOの単品スピーカーの技術を採用したとしています。一般的なカスタムイヤホンは筐体が大きく、耳から盛り上がる事も多いところ、他社モデルよりもスリムなデザインも特徴。シーメンスが補聴器で培ってきた3Dプリンタの筐体成形技術をイヤフォンに応用したとしています。

3モデルは装着感も選択可能。高い遮音性の「プロ・ミュージシャン仕様」、装着感と遮音性を両立し通勤等通常リスニングに適した「スタンダード仕様」、外の音が聞こえるよう密閉度を下げた「スポーツ仕様」を用意。

ケーブルは導体に純度の高い導線を採用したもので着脱可能。コネクタはMMCXタイプ。

本体カラーは12色(レッド/マゼンタ/パープル/ブルー/グリーン/イエロー/オレンジ/ブロンズ/パールホワイト/メタリックブラック/ギャラクシー/ブラック)、ケーブルはブラック/ホワイト/レッドから選択可能。

インプレッション採取は、ギブソンショールーム、全国のシーメンス補聴器取扱店で行う。さらに今後は家電量販店などにも対応を広げていく予定とのこと。このあたりは大手メーカーならでは。納期は、耳型が工場に到着してから約7営業日。カスタムインイヤーモニター初となる抗菌処理も採用するのも特徴。

シリコンで採取したユーザーの耳型を、3Dスキャナでスキャン。耳型をデータ化し、それを基にシェルをデザイン。そのデザインデータを、レーザー光を使って3D造形を作る3Dプリンタで形にして、ユニットなどの各種パーツを内蔵。仕上げや品質チェックを行ない、製品が完成するという流れ。

イヤホンの使用による耳へのダメージは社会的にも問題になってきているようなので、耳を守りながら音楽を楽しめる、というコンセプトを打ち出して、それを独自の存在感につなげようというマーケティング戦略は販売上の利点にはなりそうです。もっとも、本来はどこのメーカーでも耳を守りながら音楽を楽しめるようにすべきなのかもしれませんし、ユーザー自身が節度を持ってイヤホンを使うことこそが耳を守ることになるのではないでしょうか。

引用元: ・【UE・JH】カスタムIEM 総合 64 【UM・Noble】

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/av/1433219659/
716: 名無しさん┃】【┃Dolby 2015/06/16(火) 17:57:22.78 ID:NJUQpUoV0.net
オンキヨー、初のカスタムIEM 3機種を正式発表 - 税抜59,800円から、納期7営業日
http://www.phileweb.com/news/audio/201506/16/16013.html

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