NDH20

スタジオマイクなどで知られる独Neumann(ノイマン)は、同社初のヘッドホン「Neumann NDH 20」を米国の楽器展示会「The NAMM Show 2019」で発表。価格は499ドル(約5万4500円)。発売日は未定。

スタジオ録音時などの業務用モニターとしても活用できるという密閉型オーバーイヤーヘッドホン。

ネオジウムマグネットを磁気回路に採用した38mm径のダイナミック型ユニットを搭載。高感度かつ低歪で、専用のヘッドホンアンプは不要としており、ノートパソコンなどでも使用できるとしているのも特徴。

ハウジングは軽量なアルミニウムを機械加工。ヘッドバンドは柔軟なばね鋼で構成。形状記憶タイプのイヤーパッドを採用し、長時間でも快適に使用できるとしています。折り畳みにも対応。ケーブルは着脱可能で、ストレートタイプとカールタイプを同梱。

意外にもノイマン初のヘッドホン。同様にマイクメーカーとして有名ながらヘッドホンに参入したのはこの10年以内という点で似ているシュアが早くもモニターヘッドホン定番の座にあることから、ノイマンにも期待が持てます。わざわざ出すからには他のメーカーとは異なる特徴を備えて、独自の存在感を放ってほしいものです。

と思ったら、早くもゼンハイザーのOEMではないかという情報。HD630VBがベースらしいとか。そうだとしてもそれなりに違いはあるでしょうから、詳報を待ちたいところです。

【Neumann NDH 20 同社初のヘッドホン!】の続きを読む