音楽之友社は、stereo編ONTOMO MOOKの真空管キットシリーズ第4弾として、ラックスマン製の「真空管グラフィックイコライザー・キット(LXV-OT9)」が付属する書籍、「音の最終調整 真空管グラフィックイコライザーの調べ」を6月19日に発売。価格は17,000円。

キットとは言え、ハンダやハンダごてなどは不要。プラスドライバーがあれば、シャーシのネジ止めだけで組み立てられます。

グラフィックイコライザーは5バンド(55Hz/220Hz/880Hz/3.5kHz/14kHz)で、±8dBで可変可能。また、イコライザーのオン/オフスイッチも装備。

全高調波歪率は0.5%以下、入力インピーダンスは500kΩ、出力インピーダンスは330Ω、周波数特性は20Hz~100kHz -2dB以内。SN比は100dB以上(IHF A)。クロストークは-80dB以下。

ラックスマンもアキュフェーズも国内高級メーカーの代表格ですが、片や低価格の真空管グライコのキット、もう一方は80万円を超えるデジタルグライコ(DG-68)を同時期に発売します。なんだか、とても対照的です。

【LXV-OT9 ラックスマンの“真空管グライコ”が付録のムック】の続きを読む