パナソニックは、1型センサーを搭載し、4K動画撮影も可能なLUMIXブランドのコンパクトデジタルカメラ「DC-TX2」を3月15日に発売。オープン価格で実売予想価格は10万円前後。カラーはブラック。

DC-TX1(2016年、現在実売5万円台半ば)の後継機。センサーは総画素数2,090万画素、1型のMOSセンサーでTX1と同じものの、レンズがより望遠撮影ができるように進化。35mm換算での焦点距離は24~360mmの光学15倍ズームとなりました(TX1は25~250mm)。明るさはF3.3~6.4(TX1はF2.8~5.9)。絞りは8羽根。3cmまで寄れるマクロ撮影機能も備えています。

内蔵ファインダーも進化。TX1の4:3/0.2型/117万画素相当/倍率0.45だったものが、TX2では3:2/0.21型/233万画素相当/倍率0.53に。

操作性も進化。望遠時に安定した撮影ができるように、エラストマー製のグリップをフロントとリアに装備。レンズ周りには、アナログ感覚で操作できるコントロールリングも搭載。

4K/30pでの動画撮影も可能。背面モニタも3型のサイズは同じものの、TX1の104万画素から、TX2では124万画素に高精細化。なめらかで美しいAVCHD 60pの動画撮影にも対応。5軸ハイブリッド手ブレ補正(4K動画撮影時は使用不可)搭載。

4K PHOTO機能も進化。フォーカス合成、4K PHOTO一括保存、オートマーキング、軌跡合成機能を搭載。BluetoothのBLEにも対応。撮影モードには新たに「L.モノクロームモード」を搭載。

撮影可能枚数の向上も実現。TX1はモニタ時で300枚(30fps)だったものの、TX2では370枚に、ファインダー時は260枚(60fps)から350枚に増加。

記録メディアは、SDXC/SDHC/SDメモリーカードをサポート。電源はリチウムイオンバッテリーを内蔵。

外形寸法は111.2×45.2×66.4mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は本体のみで298g。

望遠をより重視。コンパクトで画質が良い望遠コンデジという方向性。レンズがちょっと暗くなり、ファインダーが改善。f値が悪くなっていることを残念がっている人はいるようです。価格に落胆する人も。
【Panasonic LUMIX DC-TX2 1型/4K対応デジカメ!DC-TX1と比較しての違いは?】の続きを読む