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    SHURE KSE1200 コンデンサー型イヤホン第2弾!KSE1500と比較しての違いは?  2018年04月29日

    SHURE KSE1500 驚きのコンデンサー型イヤホンシステム 36万円!  2015年10月23日

    TB
    KSE1200
    シュア・ジャパンは、「春のヘッドフォン祭2018」においてコンデンサー型のイヤホンシステムの第2弾モデル「KSE1200」を発表。発売時期は5月下旬~6月上旬を予定。オープン価格で予想実売価格は198,000円程度の見込み。


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    SHURE_KSE1500
    シュア・ジャパンは、SHUREブランドより、コンデンサー型イヤホンシステム「KSE1500」を発売。発売日は2015年12月末から2016年1月になる見込み。オープン価格で、36万円前後での販売が予想。

    MicroDriver1基を搭載したコンデンサー型イヤホン(特許出願中)と、96kHz/24bitまで対応した専用USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプのセットからなるシステム。

    イヤホンとアンプ部はどちらも単体で使用することはできず、組み合わせて使用するのが前提。またイヤホンとDACアンプは6ピンLEMOコネクター接続ですが、他のLEMOコネクター機器との接続もできません。

    ダイアフラムの両側を固定極板で挟み、直流電圧(200V)をかけると、音楽信号がある瞬間に片方の固定極板がプラス/もう片方がマイナスになる。するとダイヤフラムがこれに引かれ合ったり反発したりすることで振動が発生するコンデンサー型を採用したイヤホン。

    「ほぼ無質量」というほど軽量な振動板を搭載しており、「極めて精確なオーディオ再現と高速な過渡特性により、従来のダイナミック型またはバランスドアーマチュア型ドライバよりも幅広い周波数レンジを提供する」としています。

    コンデンサー型のポータブルイヤホンとしては日本のSTAXの「SRS-002」が既にありますが、シュアとしては、「世界初の高遮音性コンデンサー型イヤホンシステム」と紹介。STAXがオープンエア型であるのに対して、本機はカナル型の密閉型として世界初というアピール。このために、困難であったドライバーの小型化を達成したとしています。なお、「世界初のコンデンサー型イヤホン」はやはり、STAXが1995年にSR-001として商品化したものが商用では最初のもののようです。

    再生周波数帯域は10Hz~50kHzで、ハイレゾロゴマークも取得しているなど広帯域。最大音圧レベル(1kHz@3% THD)は113dB。イヤホン部の質量は44.0g。

    ヘッドホンアンプ部は、KSE1500のイヤフォンシステム専用設計のアンプとなり、6ピンのLEMO端子とシングルドライバーコンデンサ型イヤフォン専用にカスタマイズした電気回路を搭載。バッテリーも最適なものを搭載しており、駆動時間はUSB接続時で最大7時間、アナログ接続時で最大10時間。

    アンプ部にはD/Aコンバーター(シーラス・ロジック製「CS4272」)とA/Dコンバーターをともに搭載し、デジタル/アナログ入力に両対応。

    デジタル入力にはUSB micro-B端子を備え、PCに加え、iOS端末やAndroid端末とデジタル接続することもできます。microUSB to LightningケーブルおよびmicorUSB to OTGケーブルも同梱。デジタル入力は最大96kHz/24bitのPCM音源に対応。対応サンプリングレートは96/88.2/48/44.1kHz、 対応量子化ビット数は24/16bit。DSDの入力には非対応。アナログ入力は3.5mm ステレオミニ端子でライン入力経由での接続も可能。

    DSPを使用した、4バンドのパラメトリックイコライザーはプリセットを5種類用意。またユーザーの好み に合わせてカスタマイズし、4つまで設定を保存することもできます。周波数、ゲイン、アッテネーションや、EQフィルターの帯域幅などを調整できます。 EQは有機LEDのカラーディスプレイで確認可能。DSPをバイパスする事も可能。

    アンプ部の外形寸法は59W×111H×21Dmm、質量は182g。

    また、USB DAC搭載アンプ部のみを抜き出し、コンデンサー型以外のイヤホンをドライブできるポータブルアンプ「SHA900」も11月中旬に発売予定。店頭予想価格は12万円前後。

    驚きの新製品が登場。内容、価格など、相当な愛好家でも驚いたのではないでしょうか?イヤホンの市場開拓のための工夫がここまで来たと感心するしかありません。イヤホンの持つ可能性の大きさにも驚かされます。ただ、湿度に弱いコンデンサー型で屋外での耐久性はどうなのかも気になるところです。そのところのアフターケアも重要そうです。屋内使用がメインのスタックスの製品群もメンテナンス込みでメーカーが面倒を見てくれるからこそ、という面もありそうですし…。湿度という面では日本は欧米より不利な条件なのも気がかりです。コンデンサー型スピーカーの名機、英国クォードの旧製品群も日本での耐久性は本国より悪いようですし…。本機もこれだけの価格でアフターケアに気を使わなければならないとすれば、長い目で見た使いやすさという点でもどんなものでしょうか。

    SRS-002を擁するスタックスがこの製品に反応した新製品を開発するのかも気になります。まずはこの製品が市場で売れなければ次の展開はないでしょうが…。

    引用元: ・STAXイヤースピーカー Part14

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