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CES2018。ソニーはDolby AtmosやDTS:X対応のサウンドバー新機種「HT-Z9F」と「HT-X9000F」も出展。アメリカでは今春以降順次発売を予定しており、価格は3.1ch機のZ9Fが899ドルで、2.1ch機のX9000Fが599ドル。日本市場への導入も予定しているとしています。

両機種ともにソニーの独自技術により、フロントスピーカーだけで7.1.2ch構成の3次元の立体音響を実現する「Vertical Surround Engine」を搭載。HT-Z9Fは、3.1chのサウンドバーとして世界で初めてDolby Atmosに対応。4Kパススルーに加えて、HDR10、HLG、ドルビービジョン信号のパススルーにも対応。

ドルビービジョン対応の「A8Fシリーズ」や「X900Fシリーズ」、Ultra HD Blu-rayプレーヤー「UBP-X700」との組み合わせにより、4K HDRの高画質と最新の音声フォーマットによる全方位からの音に包まれる臨場感を楽めるとしています。

フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、総合出力はZ9Fが400Wで、X9000Fは300W。スピーカーのチャンネル数以外の主な違いとしては、Z9Fはハイレゾ対応スピーカーを搭載しているの対して、X9000Fはハイレゾには非対応。DSDにも対応したハイレゾ再生は両機とも対応しています。

前方だけでも立体感を高めて聴きたいというわがままな悩みにどんどんメーカーは応えてきています。リアルサラウンドが時代遅れになる日も近いのでしょうか?

いやいやマニアはますますスピーカーが増えてわけがわからなくなっているリアルサラウンドと格闘しています。新フォーマットが誕生し続ける限り…。



【SONY HT-Z9F 3.1chサウンドバーとしてDolby Atmosに世界初対応】の続きを読む