韓国のSamsung Electronics(サムスン)は、マイクロソフトと提携し、「Windows Mixed Reality(MR)」に対応するヘッドセット「Samsung HMD Odyssey」を発表した。米国では予約受付が開始されており、米国、中国、韓国、香港、ブラジルでの発売が予定されている。価格は499ドルで、日本での発売については明かされていません。

ディスプレイは3.5インチ/1,440×1,600解像度のAMOLED(有機EL)ディスプレイをデュアルで搭載。リフレッシュレートは最大90Hzに対応し、視野角は110度。サラウンドサウンドを実現するヘッドホンおよびボイスコマンド用のアレイマイクはAKG製を採用。

Windows MRはマイクロソフトが提唱するプラットフォームで、複合現実(MR)とは拡張現実(AR)と仮想現実(VR)を含めたものと説明。Windows MR対応機は本体にモーションセンサーを搭載する点、通常のVRヘッドセットよりもスペックの低いPCで動作するといった点が特徴。

さて、本機の注目は内蔵ヘッドホンがAKG製であること。サムスンがハーマンを傘下に収めたために可能になりました。いろいろな意見がありましょうが、とりあえず、売りなことは確かです。

AKGのロゴが目立っているという指摘もありますが、それこそ、サムスンも自覚している、どのブランドを打ち出したほうが有利かという判断(ジレンマ?)が見え隠れします。 【サムスン Odyssey Windows MR対応のHMD AKG製ヘッドホンが売り!】の続きを読む