10月24日から2日間に渡って行われた、オーディオショップ・フジヤエービック主催の恒例のオーディオ・イベント「秋のヘッドフォン祭2015」において、HiFiMANは、ポータブルプレーヤーの「HM901S」と「HM802」を出展。

どちらもDSD 2.8MHz再生に対応。「HM901S」はDACチップにES9018を2基、オペアンプにOPA627 2基とOPA2107 2基を採用したモデル。一方の「HM802」はDACチップにWM8740を2基、オペアンプにOPA627を採用。

ここではHM901Sをご紹介。既存のHM901の後継機。日本での価格はまだ未定ですが、海外での価格は約1,500ドルとなっています。アマゾンでは平行輸入品がすでに入手可能になっています。カラーリングはブラック、ゴールド、シルバーの3色。

D/A部にはESS社ES9018 32bit DAC チップを2個使い、DACチップの後のローパスフィルタ(LPF)の部分にOPA2107とOPA627を2個づつ使っているのはHM901と同様。ヘッドホンアンプは高&低利得モード切替可能。ストレージは最大256GBのSDカード。

再生対応フォーマットはDSD/FLAC/WAV/AIFF/ALAC/AAC/WMA/OGG/APE/MP3など。

新たに、より正確なボリューム調整のために改善したステップポテンショメーターを使用。アナログ回路の最適化も行ない、音質を向上させたとしています。また、電源ON/OFFを約3秒に高速化。独自インターフェイスの[TAICHI]により、高速操作を可能にしたというなど、操作系や操作感を向上させました。筐体はアルミ削り出し。

HiFiMANのDAPは、従来から拡張機能が充実していて、内蔵のヘッドフォンアンプカードの選択と交換ができ、また底部の専用ドック端子からデジタル同軸In/Output(ケーブル別売),USB接続(ケーブル付属)、アナログRCA出力(ケーブル付属)、アナログ3.5mm出力(ケーブル付属)ができる仕様にHM901はなっていましたので、本機も同様と思われます。バランスヘッドホン駆動対応のカードもあるようです。

SN比は106±6dB。バッテリーの連続使用時間は約9時間。

HM901をHM901s相当にアップグレードするサービスもあるようですので、あまり劇的に内容は変わっていないのかもしれません。HM901はDSDはPCM変換でしたが、本機もそうなのでしょうか。

引用元: ・HifiMAN総合スレ 2

【HiFiMAN HM901s DSD対応DAPの操作感、音質向上の新機種!】の続きを読む