コペックジャパンは、同社取り扱いの中国・Cayinブランドより、した真空管ヘッドホンアンプ/プリアンプ「HA-1A MK2」を3月20日に発売。価格は92,500円(税抜)。

2005年発売に発売され同ブランドのベストセラーモデルとなった「HA-1A」をアップグレードしたというモデル。真空管は、HA-1Aと同じロシア製EL84EHを2本に加え、12AU7を2本と12DT5を1本採用。

HA-1Aの設計責任者が、「クラシックの良さを復活させたい」という信念としつつ「ヘッドホン出力をいかに良くするか」ということに注力し10年をかけて研究・開発。最適化したという労作。

入力端子はRCA×2、出力端子は6.3mm標準ヘッドホン端子×2とRCA(プリアウト対応)。インピーダンスは8Ωから最大で600Ωまで対応する広範囲で、ハイインピーダンスの高級機にも対応。

再生周波数は20Hz - 45kHz(±3dB)。出力定格は、1,300mW+1,300mW(@32Ω)、2,100mW+2,100mW(@600Ω)。外形寸法は126.5W×215H×304Dmm。

カインというと最近ではハイレゾDAPのイメージが強いですが、以前はこうした真空管式ヘッドホンアンプでも有名でした。サイドのウッドパネルも含めた全体の外見、仕上がりも上質に見えます。どうやら大分前から発売が予告されていたようで、やっと発売となったらしいです。

真空管式プリアンプとしても生かせれば、コストパフォーマンスを高めることができそうです。

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