米国際貿易委員会(ITC)は1月6日、Sonosがスマートスピーカー関連の特許侵害でGoogleを訴えていた件について、Sonos側の主張を認めGoogleが特許を侵害しているとの判決を下しました。
この判決により、中国で製造しており、特許侵害が指摘されているNestシリーズやChromecast、Pixelなどを米国内に輸入・販売ができなくなります。
今後、Googleはスマートスピーカーから、スピーカーグループの一括音量調整機能、スマートフォンの音量ボタンを利用したスピーカーグループの音量調整機能を削除して販売を継続する構え。
しかし、認められた特許侵害の中には、スピーカーのステレオペアリングも含まれており、スマートスピーカーをステレオスピーカーとして使えないのであれば、オーディオ機器としての価値が大幅に損なわれることは避けられません。
Googleは、Sonosに正当なロイヤリティを支払うのか、判決を不服として最高裁判所に上告するのか、判断が迫られます。
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