FOSTEX_HP-V8
フォステクスは、8月7日に二子玉川にオープンする「FOSTEXショールーム」で、同社が開発中の超弩級ヘッドホンアンプ「HP-V8」を先行披露すると発表しました。8月8日の14時から、東京・二子玉川のFOSTEXショールームにて事前発表会を開催します。発売は晩秋を予定。価格は現時点で未定とのこと。

同社が「先例のないアナログ技術を駆使して開発」したと謳う意欲作。ドライブ段には300Bを電源部にはKT88を搭載するという類を見ない回路構成を採用。

またアウトプットトランスには、橋本電気製のものをカスタムメイドで搭載しているほか、トランスはすべて手巻き処理を採用、トランスや筐体も強力な仕様にするなど使用部品、物量もこだわっています。

真空管アンプでは出色の115dBのS/Nを実現。ボリュームには新日本無線の電子ボリュームを採用。ハイレゾの微小信号の高度な再生を目指しています。

入力はRCAアンバランス入力のみ。ヘッドホン出力はバランス(XLR 4極)とアンバランス、出力セレクターによって切り替え。インピーダンスとゲインの切替スイッチも備え、計4段階でインピーダンス/ゲインを切替可能。対応するヘッドホンのインピーダンスは16Ω~600Ω。

ヘッドホンのバランス出力については、アンプ部を4基搭載しているわけではなく、トランスの巻き線を工夫することによって、バランスに切替えて出力する方法を採用。フォステクスによると「アンプを4基積むことも考えたが、出音を聴いたらトランスで変換する方が良かったのでこの方法を採用した」としています。

発表会では、オーディオ評論家の岩井喬氏とフォステクスの開発担当者が製品を解説する予定となっています。

引用元: ・【FOSTEX】ヘッドホンアンプ総合 19【HPシリーズ】

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/av/1434203631/ 【FOSTEX HP-V8 300Bで駆動する超弩級真空管ヘッドホンアンプ!】の続きを読む