パナソニックは、DVDプレーヤー「DVD-S500」を10月20日より発売。オープン価格で、実売予想価格は5,000円前後。

手軽に使えるコンパクトなDVDプレーヤーで、パナソニックの据え置き型DVDプレーヤーとしては、2006年発売の「DVD-S50」以来、実に11年振りの製品。

DVD/CDのほか、同社のレコーダー・DIGAで記録したVRモード記録のDVD-R/RWディスクも再生可能。 ディスク再生を中断後、前回再生していたところから再生を始められる「続き見再生」に対応。USB端子を備え、USBメモリ内のMP3音楽やJPEG写真なども再生可能。

出力端子はコンポジット映像とアナログ音声のみの潔さ。HDMIは備えていません。 外形寸法は310×204×39mm(幅×奥行き×高さ)、 重量は約1.1kg。

まるで10年以上前にタイムスリップしたような内容に少々驚きます。いや、当時の数千円クラスのDVDプレーヤーでもD端子、S端子、デジタル音声出力はありましたよね…。ただ、あれだけの大企業ですから、綿密に市場調査をしたところ、こうした前時代的な?DVDプレーヤーに対する需要が案外多い、ということだったのでしょうか?

それにしてもHDMI出力も省くとは…。本当にコンポジット入力しかないブラウン管テレビにでも繋ぐ用のようです。HDMI入力しかないテレビもあるようですし、端子のことをよく知らない人がそうしたテレビを買っていることもありそうです。HDMI出力を付けるといくら高くなるのかわかりませんが、ここは付けたほうが良かったのではないかと思いますが…。しかも競合機にはHDMI出力があって同じくらいの価格ですよね?
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