韓国のAstell&Kernは7日、新ポータブルオーディオプレーヤー「A&ultima SP1000M」を発表。価格は2,399ドル。日本でAstell&Kern製品を取り扱うアユートは、日本の発売日や価格が決定次第案内するとしています。
最上位モデル「A&ultima SP1000」(直販価格:499,980円、実売35万円程度)を小型、軽量化したフォローアップモデルという位置づけ。「SP1000M」の「M」は、特定の単語の頭文字を指すのではなく、「MINI(小型化)」「MOBILITY(携帯性)」「MAXIMUM(最高のオーディオ品質)」など、製品のコンセプトを表現しているもの。
旭化成エレクトロニクス製DACチップ「AK4497EQ」のデュアル搭載を軸にしたバランス回路構成、超低ジッター200FsのVCXOクロック、オクタコアCPUといった主要パーツを継承しながら、ディスプレイサイズを5型から4.1型に、ボディシャーシをステンレススティール/純銅からアルミニウムへ変更することで小型軽量化。
内蔵メモリと光出力の省略、細かいスペックの違いはありますが、再生可能ファイルやBluetoothコーデックなどハイレゾプレーヤーとしての基本は同様です。
「フラッグシップモデルのサウンドクオリティを限りなく引き継ぎながら、優れたポータビリティを獲得した」としています。
大まかに違いのわかる比較表を以下に掲載します。音は全く同じとはならないでしょうが、サイズ、重量と音質のバランスという点でMのほうを魅力的に思う人はいることでしょう。なにしろ重量は386g→203gと、半分近い軽さになっているのですから。
【A&ultima SP1000M フラグシップDAPの小型軽量化モデル!SP1000との違いは?】の続きを読む