トライオードは、同社が取り扱う英国スペンドールのブックシェルフスピーカー「Classic 4/5」を2月下旬に発売。価格は250,000円(ペア/税抜)。

2017年10月発売の新「Classic シリーズ」にラインナップした「Classic 3/5」の後継モデル。エンクロージャーを英国BBCのモニタースピーカー「LS3/5a」に近い寸法に変更したのがおもな違い。

すべて英国の自社内で設計と生産が行われ、エンクロージャーの仕上げは天然技の突板仕上げ。基本色としてチェリー、受注発注としてナチュラルウォルナットも用意。外形寸法は190W×308Hmm×165Dmmで、質量は5kg。

ウーファーには150mmのユニットを採用し、振動板にはEP77ポリマーコーンを採用。駆動機構を大振幅に対応させたほか、マグネシウム合金のダイキャスト鋳造フレームを採用する。

ツイーターには、22mmの振動板を幅の広いエッジで支えるワイドエッジトゥイーターを採用。小型振動板の高域特性と大型振動板の低域特性の両方を兼ね備えることで、「広い周波数帯域に渡り安定して歪みの少ない再生」を実現したとしています。

クロスオーバーネットワークにはリニアリティの良いフィルムコンデンサーを採用。インピーダンスは8Ωとすることで、トランジスタアンプから真空管アンプまで様々なアンプでの駆動しやすさに配慮したとしています。

周波数帯域は55Hz - 25kHzで、クロスオーバー周波数は4.2kHz。出力音圧レベルは84dB、最大入力は100W。

「LS3/5a」とは異なり、一般的なインピーダンスや能率に収めることで、鳴らしやすいように配慮されています。

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