ソニーはCES2019において、サウンドバー新機種「HT-X8500」を発表しました。米国での発売は春以降で、価格は399ドル。日本での発売は未定です。
たった一本のスピーカーで7.1.2chの立体音響を仮想的に再現するというサブウーファー内蔵サウンドバー。
Dolby Atmos、DTS:Xの音声フォーマットの入力に対応。ソニー独自の「Vertical Surround
Engine」を搭載し、7.1.2ch構成の3次元立体音響をバー形状のスピーカーだけで仮想的に再現。スリムで設置性の高いデザインながら、2つのサブウーファーを内蔵。仮想サラウンド技術と合わせて、臨場感溢れる立体音響が楽しめるとしています。
4Kパススルーに加え、各種HDR信号のパススルー機能も搭載(HDR10、HLG、ドルビービジョン)。eARC対応のHDMI端子も搭載。Bluetoothにも対応。
サラウンドは楽しみたいけれどスピーカーがごちゃごちゃするのはいやだ、という一般ユーザーが多いのが現実なのか、サウンドバーによるバーチャルサラウンドシステムが「サラウンド」の標準なようです。本格ホームシアター愛好家からすると残念な状況でしょうが、音に興味を持ってもらえるだけでもありがたいのでしょう。
本モデルはなんだかすごそうなサラウンド機能の割には安いと言えるでしょうか。HDMI入出力が1系統ずつというのに物足りなさを覚える人がいますが、そこも気にならない程度のライトユーザーがターゲットなのでしょう。
また、サウンドバーとワイヤレス接続のサブウーファーのセットである「HT-S350」も発表。こちらは199ドル。アトモスなどには対応しません。
【SONY HT-X8500 7.1.2chをスピーカー1本で再現するサウンドバー!】の続きを読む