クラシック界に大きな影響を与えた、フランスの作曲家で指揮者のピエール・ブーレーズさんが、5日に死去しました。90歳でした。

パリ国立音楽院に進み、作曲活動を始めた。フランスでは、「前衛的な作曲家」として注目を集めますが、1960年代から指揮者としても注目されます。指揮棒を持たずに指揮することでも知られています。ブーレーズさんは、高松宮殿下記念世界文化賞の第1回音楽部門の受賞者でもあります。

ピエール・ブーレーズさんといえば、クラシック音楽愛好家にとっても重要な指揮者でありますが、とくにドイツ・グラモフォンと1990年代初頭に録音契約してからの多くの録音群は、いずれも極めて高い評価を得ているだけでなく、録音面でも高い評価を得ています。

2015年、生誕90年を記念してドイツ・グラモフォンがブーレーズが指揮した自作を含む音源をまとめた44枚組のCDを発売したばかりでもありました。

ストラヴィンスキーの3大バレエ、フランスものの管弦楽曲集、マーラーの交響曲全集、そして近現代の作曲家の作品集、協奏曲録音など名盤目白押しで、いずれも愛好家必携の録音でしょう。

ドイツ・グラモフォンとの録音は当時始まったばかりのハイビット録音を当初から駆使しており、今後、ハイレゾ配信されることも強く望まれます。また、ソニー時代のアナログ録音のハイレゾ配信も期待されます。

ご冥福をお祈りいたします。

引用元: ・【訃報】ピエール・ブーレーズ氏

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