アウトフィットジャパンは、韓国JINYONG社製Bluetoothスピーカー「VISOR-ROM(バイザーロム)」を3月14日に発売。価格は38,880円(税込)。昨年行ったクラウドファンディング「makuake」での先行販売の成功を受け、今回、家電量販店やインターネットでの一般販売を開始するものです。

真空管アンプを搭載しaptX HDにも対応するのが特徴のBluetoothスピーカー。タンブラー程度の大きさで質量約750gのポータブルスピーカーで、内蔵バッテリーにより最大約12時間の音楽再生が可能。Bluetoothのバージョンは4.2で、aptX HD/aptX/AAC/SBCコーデックに対応。アナログ入力も可能。DAC(も含めた各種デジタル処理チップ)に旭化成エレクトロニクスのAK7755を使用。

RAYTEHON社製JAN6418を用いた真空管アンプを搭載。真空管ならではの音質を楽しめるのが売り。本体上部のボリュームノブを調節すると真空管アンプの中にあるライトの明るさも調光できる仕組みも備えます。

本体上部にトゥイーター、底部にウーファーを配置した2ウェイ・モノラル型。無指向性で、いわゆる360度スピーカータイプ。本機を2台用意してステレオモードで音楽を再生することも可能です。

個性的な製品。キャンプなどのアウトドアでの使用も想定しているようですが、やはり真空管使用がポイントでしょう。Bluetoothスピーカーとしては世界初だとか。一方で真空管をことさら意識しなくても使えそうな一般的な雰囲気があるのもユーザーを選ばなそうです。

Bluetoothスピーカーとしては、aptX HDコーデックに対応しているのもかなり、珍しいところ。最大で24bit/48kHzまでのハイレゾ相当の音源伝送に対応しています。

価格はちょっと高い印象。中国メーカーあたりから似たようなものでずっと安いのが出そうな気もします。
【JINYONG VISOR-ROM 世界初真空管Bluetoothスピーカー、aptX HD対応も!】の続きを読む