B&Wの中級スピーカーシリーズCMシリーズが生産完了、販売終了とのこと。現在は2014年に最初のCMシリーズからモデルチェンジしたCM S2シリーズになっていますが、CM型番での後継機ではなくなるようです。

CM S2シリーズと言えば、初代シリーズにはなかったCM 6S2が特徴的でした。というのも、上位の800シリーズでお馴染みのノーチラスチューブツイーターを筐体上部の載せる「ツイーター・オン・トップ構造」を採っているからです(いわゆるちょんまげ)。

これにより、従来のCMシリーズの中核的ブックシェルフ機だったCM5シリーズの影が薄くなった感もありました。CM5は上位の805の弟機としてのポジションでしたが、CM S2シリーズではその座がCM6 S2に移った格好。

ただ、何でもCM6 S2が良いとも限らないようです。CM6 S2とCM5 S2は使用ユニットは同じ(クロスオーバーも同じ)、周波数特性、重量も同じです。それでいて価格はCM6 S2のローズナット仕上げがペア30万円(税別)、ピアノ仕上げが33万円、CM5 S2は価格が18万円、20万円(仕上げ別)とかなり差があるのが発売当初から話題でした。

それでいて大きな違いは「ツイーター・オン・トップ構造」の有無です。もちろん、これによる音質の違いは小さくないのでしょうが、価格差ほどの違いなのか、疑問を呈する人もいます。また、音場性の有利さは間違いないとはいえ、これも聴く音楽ジャンルによってはCM5 S2のほうが好ましいという人もいます。

2機種の仕様 以下の数値において一致しています。
形式:2ウェイ・2スピーカー/リアバスレフのブックシェルフ型
使用ユニット:25mmダブルドーム・アルミ・トゥイーター、165mm防振プラグ付きケブラーコーン・バス/ミッドレンジ
クロスオーバー:4kHz
再生周波数帯域:45Hz~50kHz(-6dB)  能率:88dB(2.83V/1m)
 公称インピーダンス:8Ω(最低4.0Ω)
外形寸法:200W×340H×301Dmm(グリル、ターミナル含む)  質量:8.9kg

引用元: ・【B&W】 CMシリーズ専用スレ16

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