エソテリックは、「名盤復刻シリーズ」としてSACDハイブリッド盤2タイトルを12月8日より発売。

『チャイコフスキー:3大バレエ〜≪白鳥の湖≫≪くるみ割り人形≫≪眠れる森の美女≫組曲』
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1961年/65年の録音


・品番:ESSD-90171
・仕様:Super Audio CDハイブリッド
・定価:3,611円+税





『ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番≪葬送行進曲付き≫/第3番/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/スケルツォ第2番』
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
1967年/74年録音

・品番:ESSG-90172
・仕様:Super Audio CDハイブリッド
・定価:3,611円+税

いずれもマスターテープの選定から最終的なDSDマスタリングの工程に至るまで、妥協を排した作業が行われている。また、DSDリマスタリングには、ESOTERICのDACとクロックジェネレーターが用いられているとのこと。

着実にSACD化が進んでいるこのシリーズ。今回も内容は順当なところ。2つのうち、より有名で名盤度が高いとされるのはアルゲリッチのショパン、ソナタのほうでしょう。特に2番はこの曲の決定的演奏とされます。

ただ、音質面ではデッカ録音のほうがハイレゾ化での改善度がいつも高いと感じ、DG録音は少し改善度が感じにくい印象がずっとあるのは気になります。もちろん、すでにCDも持っていますし…。

【『チャイコフスキー:3大バレエ』カラヤン指揮ウィーン・フィル ほかSACD 2種。】の続きを読む