HIFIMAN JAPANは、平面磁界駆動型ヘッドホン「ANANDA」を8月29日に発売。オープン価格で、店頭予想価格は98,000円前後。

長年培ってきたノウハウをもとに開発された、最新の超薄型平面型ドライバー「NsD」(NEO supernano Diaphragm)を採用。従来の設計よりさらに薄く、より迅速なレスポンスとディテール表現力の向上を実現。俊敏性とパワーも両立させたとしています。

一般的に駆動が難しいとされる平面磁界駆動型ですが、高感度設計により、スマートフォンやポータブルプレーヤーでも駆動できるというのも大きな売り。

余計な反響音を抑制し、よりクリアなサウンドを追求。ハウジングは人の耳の形に自然にフィットする形状を採用。ヘッドバンドはアルミと革のハイブリッドで、軽量化と装着感を両立。

感度は103dB、インピーダンスは25Ω。再生周波数特性は8Hz~55kHz。重量は399g。ケーブルは着脱可能で、3.5mm端子を採用。

ANANDAとは釈迦十大弟子の一人で、釈迦の従弟でもあった「アーナンダ(阿難陀)」のことですが、日本ではある特定の人の別名として広く定着し、残念ながらあまりよいイメージがないのは複雑なところです。HIFIMANにとってはそんなこと知ったことではないでしょうが。

ヘッドホン愛好家からすると純粋に平面駆動型ヘッドホンの期待の新モデルです。しかも、海外価格からの予想よりも安く、歓迎されるところです。外観や内容的にはEdition X V2(2016年、実売10万円台半ば)の後継機となるようです。Edition X V2のインピーダンスは25Ωで、感度が103dB、再生周波数帯域は8Hz~50kHz、質量は399gと比較しても似ています。

ANANDAのほうが最新の超薄型平面型ドライバーの違いの分、むしろ向上していることが期待されます。





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