音響のまとめ

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    タグ:ミニコンポ:ONKYO

    ONKYO X-NFR7FX(D) 20年の集大成ミニコンポ!X-NFR7TXと比較しての違いは??  2018年06月19日

    ONKYO CR-N765 今買うべきミニコンタイプのCDレシーバー!?  2017年01月30日

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    オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨーブランドのミニコンポ「X-NFR7FX(D)」を6月下旬より発売。オープン価格で、実売予想価格は58,880円前後。

    CD/SD/USB/Bluetooth搭載のレシーバーとスピーカーをセットにしたミニコンポ。のミニコンポ「FRシリーズ」は、1998年に登場し、2018年で20周年を迎えるに当たっての集大成モデルと位置付けられています。

    音楽CDやSD/USBメモリ内の楽曲や、Bluetoothからの音楽を再生可能。USBメモリに記録したハイレゾ楽曲の再生も可能で最高96kHz/24bitまでのWAV、FLACに対応。また、PCと接続してのUSB-DAC機能も装備。FM/AMラジオも搭載。

    BluetoothはNFCをサポートするほか、Bluetoothスタンバイ機能にも対応。対応プロファイルがA2DP、AVRCP、対応コーデックがSBCをサポート。

    さらに、SDメモリーカードやUSBメモリーへの録音/再生機能を搭載し、CDやラジオ放送、外部機器(アナログ音声入力)の録音が可能。


    パワーアンプはディスクリート構成のアナログAB級で、定格出力は19W×2ch(4Ω)。独自のアンプ技術「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」も搭載。スピーカー適応インピーダンスが4~16Ω。

    イコライザー回路をバイパスして忠実な再生が可能な「Directモード」も装備。

    USBのほか、光デジタル音声入力×1と、アナログ音声入力×3を装備。出力はアナログ音声とヘッドホン、サブウーファー用プリアウトが各1系統。

    スピーカーには、自社開発のN-OMF振動板を採用したウーファーユニットと砲弾型イコライザーを搭載。13mmウーファー×1とツィーターの2ウェイで、再生周波数帯域は50Hz~100kHzのハイレゾ対応。

    レシーバー部の外形寸法は215×348×142mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.8kg。スピーカー部の外形寸法は一つ当たり163.5×268×281.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.6kg。

    X-NFR7TX(2016年・現在実売2万円台後半程度)の後継機ですが、ほとんど変わりがありません。2ch内でも指摘されているように、「Directモード」が付いたくらいしか機能面では違いません。音質面はチューニングがあるかもしれませんが、それにしても実売価格が違いすぎるので、X-NFR7TXが買えるならそちらにしたいところですが…。
    また、上位グレードのNFR-9TX(S)の後継機はないようで、20周年といってもさみしい感じです。現在のオンキヨーの状況を表してしまっているのでしょうか。

    FRシリーズというと、1998年の初代を長岡鉄男が高評価し、「優秀推薦機」にしたほどで、オーディオにこだわりのない層には音楽を聴くにはこれ以上は必要ないと思わせるほど、と言っていました。その後も小型で高音質なミニコンポの定番として人気がありましたが、今はこうしたCD付きの従来型ミニコンポの時代ではないことは明らかなのでしょう。

    かつての経営危機の時にはミニコンポをたくさん売って乗り切ったオンキヨーですが、今はもう乗り切る術は見つからないかもしれません。



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    既発売オーディオ製品情報。CR-N765はオンキヨーが2014年に発売したミニコンサイズのCDレシーバー。定価は66,000円(税抜)。当初実売は5万円台でしたが、2017年現在は3万円程度にまで下がっています。

    本機の特徴は発売当時のミニコンポ製品としては異例のハイレゾへの充実した対応と、ネットワークプレーヤー機能、ヘッドホンアンプなど、PCオーディオ向け機能のハイレベルさです。

    一方で、今時、BluetoothにもWi-Fiにも標準では対応しない(専用オプション対応可能ですが、現在入手困難)のが痛いところ。汎用品で代用するか、すっぱり諦めて有線接続で安定的な接続と高音質を楽しむのもありでしょう。

    ミニコンポ愛好家の中では定番機で、マランツのM-CR611とよく比較されます。本機のほうはアンプがアナログなのもポイント。デジタルアンプが今は多いだけにかえって魅力かもしれません。

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