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    タグ:ヘッドホン:MEZEAudio

    Meze Audio Empyrean 12月に約46万円で発売!  2018年11月05日

    MEZE Audio EMPYREAN 世界発技術搭載の平面ヘッドホン!感想もご紹介!  2018年05月02日

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    Empyrean
    「秋のヘッドフォン祭り2018」にも出展されていた、ルーマニアのMeze Audioによる平面磁界駆動型ヘッドホン「EMPYREAN(エンピリアン)」。国内では12月に発売、価格はオープンで実売価格は46万円程度と発表になりました。

    世界初という「平面磁界駆動型ハイブリッドドライバー」を搭載しているのが特徴。そのほか、詳しい内容についてはこちらでご紹介済みです。

    仕様については、再生周波数帯域は4Hz-110kHzで、インピーダンスが31.6Ω、通常感度は100dB (1mW/1kHz)、最大感度が130dB。 質量約430g。

    購入の際に6.3mmプラグ/3mのケーブルか、3.5mmプラグ/1.3mのプラグかを選択する方式。

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    EMPYREAN

    テックウィンドはルーマニアのMeze Audioによる平面磁界駆動型ヘッドホン「EMPYREAN(エンピリアン)」を発表。試聴も行いました。日本では今年夏頃の発売を予定、価格は4,000ドル以上にはなりそうとのこと。

    MEZEの社長であるアントニオ・メゼ氏が来日し説明も行いました。EMPYREANについて「情熱、好奇心、イノベーションでできあがった製品」と紹介。開発には2年を要したという労作。EMPYREANという名称には「天国で一番高いところ」という意味で、なおかつメゼ氏の好きなアルバム、ジョン・フルシアンテの「ザ・エンピリアン」のタイトルにちなんでいるそうです。

    EMPYREANは世界初という「平面磁界駆動型ハイブリッドドライバー」を搭載した製品。ウクライナのRINAROが開発したドライバーで、基本的な仕組みは平面駆動型のドライバーに準ずるものの、上部に低域用の「スイッチコイル」を、下部に中高域用の「スパイラルコイル」を配置。2つの平面駆動型ドライバーを採用することで、特に低域の減衰を減らし(=スイッチコイルで補間)理想的な周波数のバランスを実現したとしています。

    ドライバーは、110kHzの帯域まで伸び、効率が良く、しかも67gと軽量。

    スパイラルコイルを下に配置したのは、耳の位置と振動板の位置の関係から、高域を外耳道に直接入れるように配置したかったことにもよります。

    ドライバーを支えるフレームには航空機グレードのアルミ合金、ヘッドバンド部にカーボンファイバーを採用。高い剛性を得ながら、軽さも実現しています。長時間装着も疲れにくくしています。イヤーパッドを磁石で付くようにし、交換も用意なのもポイント。

    ドライバーはウクライナのRINARO社で自社開発。その後ルーマニアに出荷し、そこでヘッドホンとして組み立てています。

    「コイルが2つ入っている」という点で世界初の技術とのこと。もちろん、音質のためでしょうが、それだけでなく、ハイエンドクラスヘッドホンということもあり、品位感、装着性にもかなり気を配っているようです。

    多数の人が買うヘッドホンとはいかないでしょうが、それでも製品として成り立つくらい売れるという自信はあるのでしょう。

    試聴感想は高額ゆえ厳しくなる面もありましょうが、部分的にはこれまでにない感触のよい音が出ているような感じで、ヘッドホンの新しい可能性を垣間見せる点で意義がありそうです。
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