PA-One



ロッキーインターナショナルは、同社が取り扱う英国・QUADブランドの真空管式USB-DAC/ヘッドホンアンプ/プリアンプ「PA-One」を10月27日に発売。価格は298,000円(税抜)。

入力はUSB、同軸/光デジタル、アナログRCA、アナログXLRを搭載。USB入力はPCMのみで24bit/192kHzまでの対応。

出力はヘッドホン(ステレオ標準端子 2系統)に加えて、プリ出力も搭載。USB-DAC/ヘッドホンアンプとしてだけでなく、ハイファイシステムのプリアンプとしても最適としています。デスクトップ向けのコンパクト設計ながらも、ハイエンドの大規模システムに対応できると謳っています。

真空管には6SL7を2基、6SN7を2基、EZ81を1基採用。インピーダンスは50KΩで、感度が300mV、周波数特性が20Hz-30kHz。外形寸法は180W×163.5H×284.5Dmmで、質量は7.5kg。

結構欲張りな複合機。QUADということを考えるとこのくらいの価格にはなりそうです。デジタル入力付きをアピールしていますが、DSD非対応なのは日本向けとしては弱いと言わざるを得ませんが、本国ではあまりDSDは盛んではないようです。

QUADは先ごろ、同社初のヘッドホンで、平面駆動型のERA-1を発表していました。

本機はERA-1を適切に駆動するためのリファレンスヘッドホンアンプとしての意味合いもあると思われます。

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