パナソニックは、ハイレゾ対応のイヤホン「RP-HDE1」を4月下旬より発売。オープン価格で実売予想価格は5,000円前後。ハンズフリー通話対応のマイク・リモコン付きの「RP-HDE1M」は6,000円前後。
新設計の11mm HDドライバーを搭載。再生周波数帯域は5Hz~40kHzのハイレゾ対応広帯域をこの価格で実現しています。音圧感度は110dB/mW、最大入力は200mW。インピーダンスは18Ω。ケーブル長は1.2m。
耳穴の前後(耳珠:トラガスと、対珠:アンチトラガス)にフィットするダブルホールド形状と、イヤーピースにより安定的な装着感を実現するというのが特長。
重量は14g(RP-HDE1)/15g(RP-HDE1M)。S/M/Lのイヤーピースが付属。RP-HDE1のカラーは、ブルー、シルバー、ブラック、レッド、ゴールドの5色。RP-HDE1Mはブラックのみ。
パナソニックのイヤホンと言えば、RP-HJE150という実売千円以内のロングセラー機がその代名詞。特にこだわりがなければこれ以上のイヤホンはいらないという意見もあるほどです。ただ、このところは、ソニーが仕掛けた「ハイレゾ対応」の影響なのか、ハイレゾ対応を果たしていないパナソニックのエントリークラスなどのイヤホンの影が薄い感がありました。
ただ、もともと、パナソニックはハイレゾという言葉ができる以前、DVDオーディオを推進し、次世代オーディオなどと呼んでいた1990年代後期から50kHz再生をクリアするようなヘッドホンをSACD陣営のソニーと競って出していましたから、技術的にはハイレゾ対応は苦でないはず。実際、2017年にはそれまでのパナソニックではもっとも安い価格帯のハイレゾ対応イヤホン・RP-HDE3を実売7千円で出しています。
今回はさらに低価格での展開。RP-HDE3はすでに実売4千円程度に下がっているので、本機も3千円程度になりそうで、そうなるとどれくらい売れるのか大いに気になります。
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