完実電気は、米Etymotic Researchのイヤホン新モデル「ER2SE」「ER2XR」を発表。海外での価格は159ドルで、日本国内では3月の発売を予定。
ERシリーズのエントリーラインとなるダイナミック型モデル。“STUDIO EDITION”の頭文字を型名に配したER2SEは、原音に忠実な音質を再現。“EXTENDED RESPONSE”のER2XRは、ER2SEの音質を踏襲しながら、低域の表現力を加えたという音質的違いを打ち出しています。
ダイナミック型ドライバー1基を採用し、再生周波数帯域は20Hz~16kHz。インピーダンスは15Ωで、ノイズ減衰量は35~42dB。最大出力音圧は120dB、感度は96dB。
着脱式MMCXコネクターのケーブルを付属。ケーブル長は1.5m。フォーム・イヤーチップ、3フランジ・イヤーチップ、フィルター交換ツール、交換フィルター、シャツクリップ、ジッパードポーチなどを付属。
シュアとともにカナル型イヤホンの草分け的存在。昨今のイヤホンブームで存在感が薄れた印象は否めませんが、時代にむやみに迎合しないスタイルで音のよさを追求する姿勢に変わりはないようです。本機もダイナミック型として見ても控えめなスペックですが、出音が全てということでしょう。
このくらいの価格だともはやイヤホンのエントリークラスという感覚になったことは同社にとってプラスなのでしょうか。
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