Bang & Olufsenは、B&O PLAYブランドより、耳掛け式Bluetoothイヤホン「Earset」を発売。カラーはグラファイトブラウン/ホワイトの2色で、グラファイトブラウンが5月、ホワイトが6月上旬の発売開始予定。価格は32,900円(税込)。
あらゆる耳に対応可能なフレキシブルデザインをコンセプトに開発されたイヤホン“Earset”のBluetoothモデルとしています。

イヤーフックにはアルミニウムのピストン部を備え、イヤホンの角度や軸の高さ、フックの向きの調整が可能。3方向への曲げ伸ばしが可能で、部分的にソフトラバーを用いることで高いフィット感と外耳に沿った装着の安定性を両立。アルミニウムはアルマイト加工を施しています。

イヤホン部はネオジム磁石を備えた14.2mmエレクトロダイナミックドライバーを搭載。ユニット後ろのキャビネットに備えた2つの音響用ベントホールとバスポートにより音質を最適化。Bluetoothチップセット内のデジタルイコライザーが最終調整し、ポータブルスピーカー「Beoplay A1」からインスパイアされたというグリルデザインにより音を拡散。

周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは32Ω、質量は30g。

アルミ製のハウジング部は耳を塞がずに装着する形で、わずかに耳の方向に傾けて設計され、音漏れを低減しながら周囲の音も聞くことができるとしています。

ケーブルにはマイク内蔵の3ボタン式リモコンを搭載し、音楽再生などの操作や通話応答、またSiriやGoogleアシスタントの操作が可能。

BluetoothはVer.4.2を搭載。コーデックはSBC/AACに対応。2時間の充電で連続再生は最大5時間、また20分の充電で1時間の再生も可能。

B&Oの耳掛け式イヤホンというと、「Bang&Olufsen Earphones A8」(その後「Earphones」に改名?)がその代名詞でしょう。スタイリッシュなデザインだけでなく、サウンドの完成度の高さで今でも語り草のモデルです。開放型なのは時代と言えましょうか。その後、「B&O Play Earset 3i 」というモデルも発売されています。これが本機の直接的なベースのようです。

B&O play インナーイヤーヘッドフォン EARSET3

本機もその流れの延長のイヤホン。Bluetooth化のためか、A8で見られたような洗練されたデザインではないように見えるのは残念ですが、開放型による周囲の音も聞こえるイヤホンへの再注目が進んでいる今は、実にタイムリーな感じです。デザインだけのメーカーではないので、どれだけの音質なのかも注目です。




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