
生産完了オーディオ製品情報。Accuphase DP-85 アキュフェーズによるSACDプレーヤー。発売2001年。
アキュフェーズによる記念すべき初の一体型SACDプレーヤー。2000年に発売されたセパレート型SACDプレーヤーシステム・DP-100、DC-101(ペア・150万円)の技術を基に一体化させたようなプレーヤー。
DACチップは、DC-101と同じ、アナログデバイセズ社のAD1853を6個使用。アキュフェーズが得意とする、D/Aコンバータを複数個同時に作動させ、変換精度やS/N比、ダイナミックレンジなどの性能を向上させる「MDS」を改良した「MDS plus 方式D/Aコンバーター」方式を採用。
デジタル入力は24/96対応の光/同軸デジタル×各1、SACD/CDをデジタル出力する同社独自の「HS-Link」×1、アナログ出力はBALANCED(XLR)/UNBALANCED(RCA)×各1を装備。DACとしても使えます。HS-Linkの活用も面白そうです(アキュフェーズのデジタルグライコが使えます)。アナログ出力は0~-60dB、1dBステップのデジタル方式ボリュームを搭載しています。デジタルプリとしても使えます。
SACDはDSDダイレクト変換ではなく、PCM変換してからのDA変換。今日からすると驚きですが、当時は結構当たり前でした。
SACD対応のピックアップは、1レンズに650/780nmの2レーザーダイオードを配した「1レンズ/2ピックアップ」構成。これはソニーから供給を受けたもので、現在は入手困難なもののようです。当のソニーでもこのピックアップの在庫はなく、修理対応不可能。アキュフェーズではストックがあるのかもしれません。
引用元: ・アキュフェーズ/Accuphaseについて語ろう Part87
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