804: 名無しさん@お腹いっぱい。 (テテンテンテン MM3e-pcFP) 2021/01/30(土) 18:33:01.73 ID:oKEU0pQBM
「ジッターで音質は変化しない(人間には聞き取れない)」と言う人もいるけど、とんでもないよ
ジッターによって、全ての再生音の周波数が数百Hz~数kHzずれる
もちろん、ジッターが発生した瞬間だけ周波数ずれが生じるため、また、人間は脳内で断続的な音を補完・復元できるため(特に聞き慣れた「人間の声」であるボーカル部分。しかし、楽器には補完・復元があまり効かず、団子になって聞こえる)、音楽として聞くことが一応は可能
しかし、当然ながら綺麗な音には聞こえない(音がボケる)
会話の録音などの「何てしゃべっているのかを聞き取れればよい」という分野とは異なるわけだ
例えば、サンプリングレートが44.1kHzの音声データを再生する場合、DACでは約23マイクロ秒おきに出力値を変化させる
>>1ビットΔΣ型ではスイッチング電源のように高速にオン・オフを繰り返して(=1ビット波形)実効電圧を調節するが、目的とする実効電圧は同様に約23マイクロ秒おきの変化
もしノイズなどによってクロックが前後にずれると、DACが再生する全ての音の周波数が丸ごと変化してしまう(ジッターとは、このクロックのずれのこと)
また、例えば1000円のCASIOのデジタル腕時計は、1週間で4秒程度ずれが生じる
つまり、1秒ごとに6.6マイクロ秒のジッターが累積している
実際には、ジッターのずれは、前or後の一方向だけではなく、前後双方に発生する
例えば、前に10マイクロ秒ずれた後、後に10マイクロ秒ずれれば、当然、ジッターの累積値はゼロになる
よって、「1秒ごとに6.6マイクロ秒のジッターが累積」というのは、6.6マイクロ秒より大きなずれが、ある時は前に、またある時は後に生じることもある、ということになる
例えば、23マイクロ秒おきのDACのクロックが、ある瞬間に、デジタル腕時計に発生するようなジッターによって33マイクロ秒に広がったとする
このとき、全ての再生音の周波数は、約7/10になってしまう
1kHzの音は700Hzに変わり、6kHzの音は4.2kHzに変わってしまうわけだ
テープやレコードの回転を遅くすると音が低くなるのと同じ
ジッターによって、全ての再生音の周波数が数百Hz~数kHzずれる
もちろん、ジッターが発生した瞬間だけ周波数ずれが生じるため、また、人間は脳内で断続的な音を補完・復元できるため(特に聞き慣れた「人間の声」であるボーカル部分。しかし、楽器には補完・復元があまり効かず、団子になって聞こえる)、音楽として聞くことが一応は可能
しかし、当然ながら綺麗な音には聞こえない(音がボケる)
会話の録音などの「何てしゃべっているのかを聞き取れればよい」という分野とは異なるわけだ
例えば、サンプリングレートが44.1kHzの音声データを再生する場合、DACでは約23マイクロ秒おきに出力値を変化させる
>>1ビットΔΣ型ではスイッチング電源のように高速にオン・オフを繰り返して(=1ビット波形)実効電圧を調節するが、目的とする実効電圧は同様に約23マイクロ秒おきの変化
もしノイズなどによってクロックが前後にずれると、DACが再生する全ての音の周波数が丸ごと変化してしまう(ジッターとは、このクロックのずれのこと)
また、例えば1000円のCASIOのデジタル腕時計は、1週間で4秒程度ずれが生じる
つまり、1秒ごとに6.6マイクロ秒のジッターが累積している
実際には、ジッターのずれは、前or後の一方向だけではなく、前後双方に発生する
例えば、前に10マイクロ秒ずれた後、後に10マイクロ秒ずれれば、当然、ジッターの累積値はゼロになる
よって、「1秒ごとに6.6マイクロ秒のジッターが累積」というのは、6.6マイクロ秒より大きなずれが、ある時は前に、またある時は後に生じることもある、ということになる
例えば、23マイクロ秒おきのDACのクロックが、ある瞬間に、デジタル腕時計に発生するようなジッターによって33マイクロ秒に広がったとする
このとき、全ての再生音の周波数は、約7/10になってしまう
1kHzの音は700Hzに変わり、6kHzの音は4.2kHzに変わってしまうわけだ
テープやレコードの回転を遅くすると音が低くなるのと同じ
引用元: ・TOPPING製デジタルアンプ&DAC Part47
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1610124037/ 【ジッターの影響って耳に聴こえるの?】の続きを読む