
10日から13日にわたり独ミュンヘンで開催されたオーディオ見本市「HIGH END 2018
MUNICH」。パナソニックは、欧州での発売をアナウンスしている最上位UHD
BDプレーヤー「DP-UB9000」の参考展示を行いました。欧州での価格は1,000ユーロ程度を予定。
国内での発売は未定としながらも、おそらく発売される模様です。
次世代のHDR方式として提案している「HDR10+」に対応するほか、Dolby Visionに対応。さらにオーディオ面にも注力した注目機です。
テレビにあわせて、適切なHDRの明るさに調整する「HDR Optimiser」やHDR-SDR変換を装備。THX認証も取得。「HDR Optimiser」はテレビ側のHDRトーンマッピングがあまり高性能でない場合、プレーヤー側で行うことで、より高品位なHDR再生を行えるようにする機能。
ディスクメカをセンターに配置し、2層構造のシャーシを採用するなどの制振設計により、音質に与える振動の影響を排除。2系統のHDMIや7.1chアナログ音声出力も装備。XLRのアナログバランス音声出力も備えます。オーディオ専用電源も搭載。
音楽はWAV/FLAC/MP3/AAC/WMAやALAC、AIFF、11.2MHzまでのDSDに対応。ハイレゾ対応のネットワークオーディオプレーヤーとして使えます。ディスクプレーヤーとしてはSACDには非対応。同社によると、「SACD再生に対応すると、ユニフィエ時代からの映像エンジンの資産が使えなくなるため、対応を見送った」としています。
ディスクメカをセンターに配置し、2層構造のシャーシを採用するなどの制振設計により、音質に与える振動の影響を排除。2系統のHDMIや7.1chアナログ音声出力も装備。XLRのアナログバランス音声出力も備えます。オーディオ専用電源も搭載。
音楽はWAV/FLAC/MP3/AAC/WMAやALAC、AIFF、11.2MHzまでのDSDに対応。ハイレゾ対応のネットワークオーディオプレーヤーとして使えます。ディスクプレーヤーとしてはSACDには非対応。同社によると、「SACD再生に対応すると、ユニフィエ時代からの映像エンジンの資産が使えなくなるため、対応を見送った」としています。
OPPOが新規の高音質志向のUHD BDプレーヤー撤退を決めたため、本機にかかる期待は大きいものがあります。国内他メーカーではパイオニアがありますが、経営状態などから考えるに難しそうなだけになおさら。
本機は具体的にはOPPOのUDP-205の代替機的ポジションを期待されます。ただ、今わかる情報だけでもSACD非対応というだけでもUDP-205と違います。これまでのパナソニックの姿勢からSACDは無理なのはわかっているので、そこにこだわってもだめでしょう。
むしろ、たとえばMQAにも対応するとか、ハイレゾストリーミングにも対応するといった機能を追加できるのかが焦点でしょう。
オーディオ・ビジュアル愛好家も映像プレーヤーに音楽プレーヤーやネットワークオーディオプレーヤーの機能も担わせるのは不要とは言わないで欲しいです。こういう「ユニバーサルプレーヤー」は個人的にはあったほうがいいと思います。
【DP-UB9000 「HIGH END」で展示!UDP-205の比較検討に値するか?】の続きを読む