オンキヨーからオンキヨーブランドを引き継いだ、シャープ/VOXX合弁会社「オンキヨーテクノロジー」のCEO・ポール・ジェイコブス氏のインタビュー記事がファイル・ウェブに掲載されています。

ポール・ジェイコブスCEOは「人生をかけてオンキヨーブランドを継続させていく」としており、その言葉を信じて、新たなオンキヨーブランドの船出を見守りたいと思います。

以下にインタビュー記事で重要と思った点を並べます。

・オンキヨーテクノロジーは、オンキヨーホームエンターテイメントとの資本関係はない。つまり、今回のオンキヨーホームエンターテイメント(および子会社2社)破産によってオンキヨーテクノロジーが財政的な影響を受けることはない。

・オンキヨーブランドのホームAV機器は、製品開発を続けられる体制が昨年9月からすでにスタート

・イヤホンなどポータブルオーディオ系の事業は別の企業に譲渡されている。インタビュー内容については、ホームAV製品についての話だとご理解いただきたい。

・オンキヨーテクノロジーは製品の開発・製造を行う企業であり、販売網を持たない。製品をつくっても、販売店に展開する機能がない状況だ。この点においては、オンキヨーマーケティングの破産による影響が出てしまっている。

・日本事業の責任者も雇い入れていますし、販売についても、ある大手企業と販売代理店契約の基本合意に至っています」と述べる。「まだ名前は明かせませんが豊富な実績を持つ企業です。交渉はほぼまとまりつつあります

・クラウドファンディングを行っていた製品についても、必ず購入者にお届けします

・販売済みの製品のアフターサービスも含めて、その代理店が担当する予定です

・ハイエンドでプレミアムな製品開発を/新製品登場も間近
6月下旬か7月初旬ごろには新製品を発表したいと思っています

・ポール氏は「私は元々ミュージシャンでして、大の音楽好きとして35年以上オーディオ業界に携わってきました。クリプシュでは創設者のポール・クリプシュ博士のものづくりを間近に見てきた経験もあります。そうした経験をオンキヨーやパイオニアブランドの製品開発にも活かせると自負しています」



以上の内容を見ると、オンキヨーブランドの継続は期待できそうです。また、旧オンキヨーおよびパイオニアブランドの販売済み製品のアフターサービスも引き継いでくれるようなのも一安心です。

販売網についてなど、事態はなお予断を許さない流動性も含みますが、それでもやはり期待したいものです。



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