VECLOSブランドで展開していたオーディオ事業からの撤退を表明したサーモス。VECLOS第一弾製品であるBluetooth対応ステレオスピーカー「SSA-40S」が、本来の実売価格であった、1万5千円程度を大きく下回る、4,500円程度でアマゾンなどで投げ売りされています。



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「SSA-40S」は手のひらサイズの超コンパクトなアクティブスピーカーながら、サーモスが誇る真空技術を応用したことにより、似たような小型スピーカーとは一線を画する高音質(ただし、低音側のレンジはかなり狭い)と言われ、独自の存在感を誇る名機でした。

今後の長期にわたるアフターサービスが期待できないことなどからの投げ売りでしょうが、音のよいコンパクトなアクティブスピーカーを探していた人で、この価格なら、という人は購入してみてもよいのではないでしょうか(私も購入しました)。

なお、ライトユーザー向けのアクティブスピーカーであるにも関わらず、本体にボリュームを搭載しておらず、接続機器側でボリューム調整が必要なことには注意してください。入力はBluetoothとステレオミニ対応です。

「SSA-40S」は2015年発売。発売直前に亡くなってしまった、江川三郎氏なら「SSA-40S」をどう評価したでしょうか。「SSA-40S」はそれだけ江川三郎氏が提唱してきたオーディオ理論に合致する要素が満載だからです。(コンパクトなフルレンジ、中高音重視で低音は捨てる、バッテリー駆動、ニアフィールド専用、ボリューム回路さえないシンプル構成、モノラルでも使用できるなどなど)

そのほか、VECLOSブランドのオーディオ製品はアクティブスピーカーだけでなく、イヤホン、ヘッドホンなど全部で9つほどあるようですが、いずれも安売りが始まっているようです。