FiiOによる4BA構成のカナル型イヤホン・FA7Jが6月7日に税別約3.8万円で発売されました。海外で発売されているFA7というモデルを日本向けに音質チューニングした特別モデルというもの。


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いずれもKnowles製というユニットや、DLP方式3Dプリント技術を用いて製造し、EUクラスIIa医療機器規則適合の高透明度樹脂素材を使ったという高品位な本体は同じ。銀メッキ処理高純度単結晶銅線を採用したケーブル素材も同じです。再生周波数帯域は20Hz?40kHzでハイレゾ再生に対応する。インピーダンスは23Ω。MMCXリケーブル対応。付属ケーブルは3.5mm径プラグのみ。

違う点は、4ウェイ・クロスオーバー・ネットワーク部分。定数を変更し、より色付けの少ないモニター志向のチューニングを施したとしています。

その結果、「ダイナミックな低域、澄み切ったボーカル、高い分解能ながら粗さのない滑らかな高域を持つ新たなリファレンス・サウンド」「広大な広がりと深い奥行をもった音場表現」となったと謳っています。

簡単に言うと、より「色付けの少ないモニター志向」の音だということで、原音忠実志向をより高めたフラットサウンドなのかと思いきや、なぜか、FA7のほうがフラット志向だ、という意見が見られるのが不思議です。

音質傾向はともかく、音自体はよい、という意見は多く、特にFiiOのDAPとの相性はばっちりなことでしょう。海外モデルも日本で簡単に変えるとよいのですが、それはいろいろとまずい点もあるのでしょう。海外からの購入となりますが、FA7のほうがいくらか安いというのも重要な違いです。