otomore
よしみカメラは、前方からの音をクリアに聴けるというヘッドホン型の集音パッド「OTOMORE 音モア」を5月1日に発売。価格は2,980円。



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ヘッドホンのように頭に装着することで、前方からの音を聴こえやすくするという集音パッド。指向性が強いため後ろや横の音はシャットアウトし、前方の音がより強調されて聴こえるとのこと。なお、電気は使用しません。

耳パッドの位置は上下/回転が可能。日本製で、壊れにくく耐久性も高いとしています。外形寸法は標準使用時が20×24×8.5cm。重量は約126g。

音を聴くときに手を耳の後ろに当てるだけで、より細かい音が聴きとれるようになり、低音や高音の伸びも増したように感じます。これはその現象を利用した高音質化アイテムと言えるでしょう。

ただ、コンサートでは実際には前方だけでなく、会場内の反射音などで四方八方からの音が混ざり合うことで独特の音響体験を形づくっています。とくにクラシック音楽ではそれが顕著なので、前方の音が良く聴こえるようになればよいという単純なものでもないでしょう。

オーディオにおいても似たようなもので、スピーカー再生もまた、部屋の響きあってこそ成り立っているので(否定する考えもあるようですが)、本アイテムで単純に高音質化できるかはよくわかりません。昔、FM雑誌のレコパルで1992年ごろ本製品同様の試作機を使った実験がありましたが、それ一回きりでした。

ただ、聴こえが少し悪くなっている人には機械を使わない点も含めて有効な道具になりえるかもしれません。

人前で着けるのがはばかられるようなスタイルであることは高音質化云々以前に大きな問題かもしれませんが。