LSPX-S2
ソニーは、CES 2019において、有機ガラス管を振動させて音を出す“グラスサウンドスピーカー”「LSPX-S2」を発表。欧州での発売は5月以降が予定され、価格は600ユーロ。日本での発売時期・価格は未定。

“グラスサウンドスピーカー”「LSPX-S1」(2016年発売、現在実売約6万円)の後継機。グラスサウンドスピーカー”は有機ガラス管を震わせ、LEDライトが光りながら音を出すBluetooth対応スピーカーで、インテリア性の高いLEDライトとしても使えるのが特徴。

独自の音響構造を持ち、高域は有機ガラス管型ツイーターが、中域はダイナミック型ウーハーが、低域はパッシブラジエーターが再生する形態。

独自のスピーカー駆動技術「アドバンスドバーティカルドライブテクノロジー」も搭載。これによりクリアな音が360度に広がるとしています。

本体内に温かい光を放つフィラメント型LEDを装備し32段階の調光に対応。操作ボタンは底面に配置。Bluetoothの対応プロファイルがA2DP、AVRCP、対応コーデックがSBC、AAC、apt-X、LDACをサポート。NFCの利用も可能。ステレオミニによるアナログ入力にも対応。なお、専用アプリの使用で、サウンド設定や楽曲再生操作、LEDの明るさ調整などが可能になります。

以上に加え、LSPX-S2では新たにハイレゾに対応したほか、内蔵バッテリーの性能が向上。LSPX-S1の約4時間から増加し、最長約8時間の再生ができます。ろうそくのような、ゆらぎのある光で照らす、「キャンドルモード」も新たに搭載。

新たにWi-Fi接続が可能。本体ボタンを押すだけで、ダイレクトに接続したSpotifyの音楽がすぐに再生可能な「プッシュ&プレイ」機能にも対応。

価格をあまり上げずに内容、音質を向上させてきた感じです。特に新たにWi-Fi接続が可能で、この入力から無圧縮のハイレゾ音源再生が可能になりました。デザインも結構変わり、サイズも先代よりもコンパクト化されているようです。

もともと音質重視のみで見れば高価でしょうが、インテリア性も考慮するとそれだけで価値を計れるものでもないでしょう。むしろこれだけデザイン性に振りながらしっかりとオーディオ性能も追求している製品を出せるのはソニーとB&Oくらいでしょうから称賛に価します。一台ですとモノラルですが2台以上の複数使用に対応し、2台でステレオ再生できるので、メインのオーディオにも使えます。

まだ周波数特性などは国内サイトに出ていませんが、先代は60Hz~40000Hzでしたので、同等は確保していると思われます。

追記:国内正式発表が2月26日にありました。こちらもご参照ください。より詳細です。
なお、LSPX-S1の後継機ではなく、下位機として発売されます。


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