オーディオテクニカは、ネックバンド型のBluetoothイヤフォン「ATH-DSR5BT」を3月16日に発売。オープン価格で予想実売価格は4万円程度。

デジタル信号をドライバーまで高純度伝送する「ピュア・デジタル・ドライブ」技術を採用しているのが最大の特徴。

オーディオテクニカは、世界初のUSB接続フルデジタルヘッドホン「ATH-DN1000USB」で培ったフルデジタル技術を組み合わせ、2016年に独自の「ピュア・デジタル・ドライブ」を開発。その技術を搭載したBluetoothヘッドホンとして「ATH-DSR9BT」と「ATH-DSR7BT」を発売しています。「ATH-DSR5BT」は、ピュア・デジタル・ドライブをイヤホンとして初めて搭載したものです。

「ピュア・デジタル・ドライブ」はワイヤレスのデジタル信号をドライバーまで高純度伝送し、音声へとダイレクト変換する技術。本モデルのために開発された、ダイナミックレンジを拡張するバーチャルコイルテクノロジー搭載のDDコンバーター（AT1962）を採用することで、「優れた分解能による冴え冴えとしたサウンドを再現できる」としています。

ドライバー部には、2つのドライバーを向い合わせに配置した"DUAL PHASE PUSH-PULL D/A DRIVERS”を採用。対向するドライバーが、駆動力とリニアドライブ（前後直進運動）の向上を生み、広帯域に渡り歪みのない音を再生するというもので、同社の通常のイヤホンでも用いられている技術を活用しています。

ハウジングには、不要共振を抑えるフルメタルボディを採用。音響導管からハウジングまで精密切削のアルミニウムを使用。不要共振を抑えながら、伸びのある中高域を再生するとしています。IPX2相当の防滴性能も備えます。

Bluetoothは4.2に準拠、コーデックはaptX、aptX HD、AAC、SBCに対応。対応サンプリング周波数／bit数は44.1kHz、48kHz／16bit、24bit。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。

出力音圧レベルは102dB/mW、再生周波数帯域は5Hz～45kHz。インピーダンスは10Ω。

約3時間の充電で、最大約8時間の使用が可能。連続待受時間は約500時間。重量は約63g。

最近のオーディオテクニカ製品で何度も指摘していますが、LDACコーデックにも対応して欲しかったです。機能面ではソニーやJVCにも及ばない内容なだけに、音に自信が無ければ勝負できないと思います。まさか「ピュア・デジタル・ドライブ」の話題性だけで戦おうというわけでもありませんでしょうし。

Bluetooth専用イヤホンとしては少し微妙な印象はありますが、この技術を生かしてUSB Type-C接続イヤホンを作れば面白いと思います。それなら余計な変換もデジタル信号のオミットも無いですし。

先端デジタル技術を搭載しているとはあまり思えないおとなしいデザインなのも戦略なのでしょうか？



スポンサーリンク


▶ 【最大10,000ポイント還元】 ポイントアップキャンペーン エントリーページ
▶ Amazonお買い物ガイド
▶ いろんな「はじめて」でポイントプレゼント
▶ 【置き配指定】もっと受け取りやすく

タグ ：

#Bluetoothイヤホン：audio-technica

#ATH-DSR5BT