バリュートレード株式会社は、Raspberry Piで使用できるハイレゾ対応のDAC/ヘッドホンアンプ「DAC01」を1月31日に発売。税別価格は16,880円。

DACチップはTI/BurrBrown製「PCM5122」を採用。Raspberry Piとの接続にI2S伝送を用いることで、 SoCの再生信号をダイレクトにDACチップへ送出。最大384kHz/32bitまでのPCM入力およびDSD 5.6MHzにもPCM変換により対応。Raspberry Pi 2 Model BまたはRaspberry Pi 3 Model Bに対応。

日本電波工業製の低位相雑音水晶発振器を、22.5792MHz/44.1kHz系、 24.576MHz/48kHz系の2系統搭載し、 利用する音源に最適なクロックで再生。また、マスタークロックをRaspberry Piに供給する駆動方式を採用したことで、ジッターを抑えた高精度な再生を実現するとしています。

ヘッドホン出力端子は、 3.5mmアンバランス接続(LINE出力兼用)に加え、2.5mmバランスを装備するのも大きな特徴。ゲイン切り替えスイッチを搭載。600Ωなど高インピーダンス仕様のヘッドホンも駆動可能としています。

電源はMicro USB経由で受け取り、Raspberry Pi側にも供給可能。バリュートレード製のオーディオグレードアルミケース「CASE 01」に対応。

AVIOT CASE 01 PC ケース 

ラズパイを使ってここまでするの?という向きもあるでしょうが、オーディオ的な純度を追求したPCオーディオとして、可能性のあるデバイスということは言えるでしょう。オーディオ専用にすることによるメリットもあるでしょうし。伝送方式はI2SというのもUSB方式に比べて優位性があります。

ファイルウェブでの実機レポートを見ると、かなり期待できる内容に思えます。ハイコスパかつコンパクトにバランス接続にも対応したDAC/ヘッドホンアンプが欲しいなら有力な選択肢になり得る印象です。https://www.phileweb.com/review/article/201801/12/2900_3.html

もちろん、完成品でないと嫌だ、とか、ガレージっぽい見かけもちょっと、という人には向かないでしょう。音さえよければ他は問わない、という考え方も必要でしょう。

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