ヤマハは、有線接続にも対応した密閉型Bluetoothヘッドホン「HPH-W300」を11月下旬に発売。オープン価格で予想実売価格は27,800円前後。カラーはブラックのみ。


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オーバーイヤータイプの密閉型機。有線接続時にはハイレゾ対応スペック。意外なことに本機がヤマハ初のハイレゾ対応ヘッドホンでもあります。

低域から高域まで、音楽リスニングに最適な音を実現したというだけでなく、無線接続と有線接続で、音の傾向が同じになるようこだわって開発されたというのも売り。ドライバーを格納した音響スペースを完全にハウジング内で独立させ、音響スペースの構造を左右で同一にする事での左右間の均一性にもこだわっています。

ハウジングはヘッドバンドに対して約15度傾斜させ、密着感をサポート。イヤーパッドは低反発素材の立体縫製。メッシュ素材のヘッドバンドも装着感をアップさせているとしています。

40mm径のドライバーを搭載。有線接続時、インピーダンスは32Ω(1kHz)、出力音圧レベルは107dB/mW(1kHz)。再生周波数帯域は20Hz~40kHz。重量は297g。

Bluetoothは4.2に準拠し、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応。ハウジングにタッチセンサーコントロールを備えており、指で時計回り/反時計回りになぞることで、ボリュームの増減が調整可能。再生、一時停止、曲送り/戻し、通話操作もできる。Siriなどの音声操作にも対応可能。

バッテリーの持続時間は、再生が約24時間、充電所要時間は約3時間。

AVウォッチでの試聴レポートでは、音は飛び抜けた特徴というよりオーソドックス。そして、売りのBluetooth/有線接続の音質の差は「特筆すべきレベルで少ない」と高く評価しています。

正直、機能面ではソニーに及ぶ状況ではないものの、何とかアピールできそうな要素を見つけて伸ばしたというところでしょうか。ただ、このクラスのBluetoothヘッドホンは、なにがしかの強調を伴った演出的な音質の機種が多いだけに、本当にオーソドックスな音なら需要はあるように思います。ヤマハなだけにアコースティック楽器を自然に聴かせられるなら期待できるかもしれません。

意外なことにヤマハ初のハイレゾ対応ヘッドホンということで、Bluetoothを取り去ったバージョンも出るでしょうか?