アンブレラカンパニーは、Grace design(グレースデザイン)のDAC/プリアンプ/ヘッドホンアンプ「m900」を発売。価格は64,000円(税抜)。



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音楽制作環境においてプリアンプに相当するモニターコントローラーを謳うDAC/ヘッドホンアンプ。

デジタル入力は、384kHz/32bit PCM、11.2MHz DSDの再生が可能なアシンクロナス対応USB-DAC、同軸デジタル、光デジタルの入力を搭載。USB-DACとしてだけでなく、通常のDACとしても使えます。

DACチップは旭化成エレクトロニクス(AKM)「AK4490」を搭載。4種類のDACフィルターが選択可能。

電源はUSBバスパワーながら、2つのモードを用意しているのが特徴。ローパワーモードではUSBケーブルで電源と信号の両方を伝送する一般的な動作。一方、ハイパワーモードでは、2系統のUSB端子(microB)を使って電源と信号を個別に伝送。より高音質が狙えます。

出力は2系統のヘッドホン出力(ステレオ標準端子)とRCAライン出力を搭載。ライン出力は可変でプリアンプとして使えます。ヘッドホン出力(ハイパワーモード, 1chドライブ)は925mW(4Ω)~57mW(600Ω)とハイインピーダンス機にも対応。

GRACE designが一貫して採用するカレントフィードバック回路(電流帰還回路)によるアンプ構成と、0オーム出力インピーダンスのヘッドホン出力も特徴。また、最新バージョンのクロスフィード回路を搭載。ヘッドホン特有の頭内定位を低減した、まるでスピーカーのようなヘッドホン再生を実現しています。

GRACE designというとm902、m903がDAC/ヘッドホンアンプとして有名ですが、本機はそれらよりかなり安めの設定ながら、機能的にはなかなか魅力的。ただ、オーディオ用としては似たような機器が増えていて、存在感を突出して示すのは難しいような気もします。GRACE designにとってはプロ用機器で勝負できればどうでもいいのでしょうが。