iOS11の発表で、オーディオ面で気になったのはFLAC再生のデフォルト化がまず第一でしたが、次に、AirPlayの後継規格・AirPlay 2でしょう。

ロスレス再生が可能なワイヤレスのオーディオ再生系ということで、登場当時の2000年代中ごろという時期としてはハイスペックで、注目を集めました。

サンプリングレートは最大44.1kHz(Apple TVは48kHz)/ビット深度は最大16bit、対応するコーデックはPCMとApple Lossless、AAC、AAC ELD(AACの低遅延版)の4種。

当時としては立派なものでしたが、その後のBluetoothの爆発的普及により、音質的優位性がありながらも、ワイヤレス再生のメインストリームにはなれなかった感があります。

そこで、AirPlay 2となれば、今度はハイレゾ対応化か、と身を乗り出したくなります。近頃はとにかく何でもハイレゾ化で、新しさをアピールするのが当たり前。BluetoothさえLDACはともかく、aptX HDがあるくらい。ですから、AirPlay 2もハイレゾ対応化は当たり前と思っていましたが…。

同時に複数のデバイスへオーディオストリームを出力できる「マルチルームストリーミング」の対応が主で、サポートするコーデックの追加やサンプリング周波数/ビット深度の拡張は行われていないらしいとのこと。

明確jは発表はまだないとのことでもありますが、ほとんどの(AirPlay対応)Wi-FiシステムがソフトウェアアップデートでAirPlay 2に対応できる、ということでもあり、ハイレゾ対応化はなされていないと見るのが普通でしょう。

ただ、電話の着信や通知があっても音楽再生が途切れないという新たな機能が付くなど、使い勝手の面での向上は確実にあるようです。

AirPlay 2に対応するブランドとして、デノンやマランツ、マッキントッシュ、ボーズ、B&W、B&O、Polk、ディナウディオ、NAIM、DEVIALETなどが紹介されています。間違いなくこれら、お馴染みのメーカーからは対応製品が出ることでしょう。

参考元:ファイル・ウェブの解説記事
http://www.phileweb.com/review/article/201706/09/2567_3.html

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