HIFIMAN_SHANGRI-LA
HIFIMANは「春のヘッドフォン祭り2017」において新製品4機種を発表。

発表したのは、超高級静電型ヘッドホンシステム「SHANGRI-LA」とフラグシップ平面駆動ヘッドホン「SUSVARA」に、フラグシップユニバーサルインイヤーモニター「RE2000」、ユニバーサルIEM「RE800」の計4製品。

・SHANGRI-LA ¥5,940,000(税込)
・SUSVARA ¥702,000(税込)
・RE2000 ¥226,800(税込)
・RE800 ¥82,080(税込)

なかでも「SHANGRI-LA」は価格で度肝を抜きました。ゼンハイザーの「HE-1」と並ぶ、世界最高峰クラスの製品です。


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静電型ヘッドホンとそれをドライブする真空管アンプ部分で構成。特徴は0.001mm以下と非常に薄い振動板「ナノ・ダイヤフラム」。これによって卓越した周波数特性を実現したという。また、ドライバーも「歪みのまったくない超高速反応ドライバー」と謳います。極薄のダイヤフラムに加え、従来のヘッドホンで起きていた電極設計に起因する音質劣化を避けるため、50μm以下と非常に細いメッシュを利用。そうすることで1MHzの高周波の音も歪みなく透過できるという技術的裏付けあってのものです。

これらの技術により、7Hz~120kHzと非常に広帯域な再生周波数帯域を実現しています。

アンプ部分は、カスタム生産した真空管「300B」を4使用。真空管とヘッドホンまでの間にはコンデンサーや変圧器などがなく、真空管の音を直接聴くことができるとしています。

HIFIMANの創立者であるCEOのDr.Fang氏は発表会で「カーネギーホールの正面で聴くような音に仕上がっている」と日本の人にはすぐには分かりにくい?たとえで本機の音の特徴を端的に語りました。要はクラシックの名ホールで直接聴くような卓越した空間性と臨場感を備えた音ということでしょう。しかし、SHANGRI-LAとは理想郷の代名詞でありますが、本来はチベットのシャンバラのこと。こっちのイメージを膨らませたイメージも欲しかったですね?

誰にでも自分のものとできる製品ではありませんが、某評論家の言うところの「ロマンのあるオーディオ製品」ということでしょう。もちろん現実にできる人にとっては大変素晴らしいでしょう。

ちなみにHIFIMANは本機の下位機?となると言える平面ヘッドホンの単体高級機「SUSVARA」と単体高級ヘッドホンアンプ「EF1000」も発表。こちらは国内価格未決定ですが、165万円程度とのこと。「SUSVARA」と組み合わせで約235万円!安い!のでしょうか…?