トランスミッターには、ドルビープロロジックIIxのデコーダーを装備しているので、ステレオ音源などを7.1chサラウンドとして楽しめます。また、ドルビーデジタル、ドルビーEX、DTS、AACなどのデコードにも対応。ドルビーヘッドホンも塔載しているので、イヤホン、ヘッドホンで臨場感あるサラウンドを楽しめます。インターフェイスは光デジタル入力×2、アナログ音声入力（RCA L/R）×1、光デジタル出力×2を装備。

付属イヤホンは同社のカナル型で最大口径となる14.5mm径のドライバーを採用。安直に既製品をそのまま付属したのではなく、サラウンドの音に適した専用設計を施すことで、音場定位にすぐれ、迫力の臨場感が味わえるとしています。再生周波数帯域が5～25000Hz、最大入力が100mW、インピーダンスが16Ω。

通信方式には2.4GHzデジタル無線方式を採用し、最長約30mの無線伝送が可能。レシーバーには、手元で操作可能なリモコン機能も塔載しています。レシーバーに接続できるイヤホン/ヘッドホンの推奨インピーダンスは16～64Ω。

本体サイズは、トランスミッターが151（幅）×43（高さ）×127（奥行）mm、重量約325g、レシーバーが32（幅）×100（高さ）×24（奥行）mm、重量約50g。レシーバーのバッテリー駆動時間は約6時間。

まず、サラウンド対応イヤホンというものがほとんどなく、貴重。しかもイヤホン交換できるシステムなのもグッド。プロセッサー部も高性能で、ドルビーヘッドホンが付いているのもなかなか価値があります。

ただ、肝心のサラウンド効果が弱いという根本的なダメ出しをしているユーザーもいます。付属イヤホンだとホワイトノイズが乗るようです。イヤホン、ヘッドホンを替えると改善するかもしれません。

ディスコンでもまだ手には入るようですが、泣き所はバッテリー。専用品らしく交換が出来なくはないですが、入手は今後ますます難しくなるでしょう。ここが単3形などの汎用性があればよかったのですが。

それにしてもサラウンドイヤホンはあまり需要がないのか、ゲーミング用も含めてほとんど無いようです。気になる方は本機を入手できるうちにしておいた方がいいでしょう。

引用元: ・[ワイヤレス]高機能ヘッドホン 32[ﾊﾞｰﾁｬﾙｻﾗｳﾝﾄﾞ]

http://echo.2ch.sc/test/read.cgi/av/1459446122/