ドライバー、ボールピース、マグネットを同軸上に配置する音孔構造“Magnetic Turbo Axialy Port”を継承。

ハウジングに高剛性真鍮を採用し、ドライバーヨークから発生する余分な振動をシャットアウトするのも同様。ダイナミック型のドライバーには、ラジアル構造の高剛性振動板を使用し、振動膜の変形や分割振動、ローリングなどの異常振動を防止することで、入力に対して歪みの少ないリニアな出力特性を実現、というのも同じ。

EHP-CH2010Aは、φ12.5mmダイナミックドライバーを搭載。EHP-CH1010Aは、φ9.8mmのダイナミック型ドライバーを搭載。

前モデルより前置マグネットを大口径化することで、磁束密度を向上し、ドライブ力を強化。CH2010で11mm径(CH2000は6mm)に、CH1010は9.4mm径(CH1000は4.8mm)に大口径化し、低音再生能力を高めている。また、前置マグネットの大口径化により音道がワイドかつストレートになり、スムーズなレスポンスと正確な音場表現が可能になったとしています。

先端を膨らませた独自設計「デプスフィットイヤーキャップ」を引き続き採用。一般よりも密閉性が向上し、圧倒的な重低音を漏れなく再現。加えて、イヤーキャップの内外の硬度を変えたことで、音質向上とフィット感を両立させたほか、奥行き2段階調整機構により、密閉性を高めています。

再生周波数帯域はいずれも5Hz～45kHz、最大入力は100mW、インピーダンスは16Ω。音圧感度は106dB/1mW(CH2010A)、105dB/1mW(CH1010A)。質量はCH2010Aが約16g（ケーブル含まず）、CH1010Aが12g（ケーブル含まず）。

ケーブルは1.2mのY型、プラグはステレオミニ。リケーブルには対応しません。

定価？からの値引きの大きさと、素直なサウンドが受けて、エレコムのイヤホンは侮れない実力機であることを知らしめたシリーズです。比較的低価格のハイレゾイヤホンの定番にもなりました。

今回のモデルチェンジではしっかりと改良されてはいるようです。ただ、最大の魅力の程よい「実売価格の安さ」に到達するまで発売後一定の時間がかかるのもエレコムの特徴です？

人気が出るのは真の？実売価格に達した時でしょうか？それとも発売してすぐに売れるでしょうか？エレコムの真価が問われそうです。

エレコムには定価とのギャップで人気となったBAイヤホン・AQUAもありました。エレコムはせっかく製品を出しても値崩れがひどいので、撤退してしまわないかと心配してしまいます。でも、この新製品で一安心。ゆっくりと販売価格が下がるのを待ちながら新製品も期待できそうです。

引用元: ・【5k～】中価格イヤホンのスレPart23【～20k】

http://echo.2ch.sc/test/read.cgi/av/1480997679/