マランツはブランド新フラッグシップSACD/CDプレーヤー「SA-10」を10月下旬に発売。価格は60万円(税別)。
これまでのマランツフラグシッププレーヤーであったSA-11S3(2012年・48万円)の後継機であるとともに、2006年に発売され、生産完了になっている旧フラグシップ機・SA-7S1(70万円)も統合した存在のようです。

スポンサーリンク


▶ 【最大10,000ポイント還元】 ポイントアップキャンペーン エントリーページ
▶ Amazonお買い物ガイド
▶ いろんな「はじめて」でポイントプレゼント
▶ 【置き配指定】もっと受け取りやすく

今回のモデルチェンジはこれまでの延長線のような「オリジナルドライブメカを新たにし、DACチップには定評のあるシーラスロジック製の…」の「いつもの」モデルチェンジとは違います。なんと、汎用DACチップは使わず、ディスクリート構成のDA変換システムを組んでいます。これが最大のポイントです。

マランツが独自に開発したディスクリートDAC「Marantz Musical Mastering」(MMM)がそれ。従来機「SA-7S1/11S3」で使用したオリジナルデジタルフィルター「MMM-Stream」とDSDをアナログ変換する「MMM-Conversion」から構成されています。

CD時代にもPCM16bitをディスクリート構成でDA変換するシステムを積んだCDプレーヤーはありました(アキュフェーズ)。それを今日のハイレゾスペックでやろうとすると途方もないシステムに。

ではなくて、全てのデジタル信号をDSDに変換した後にそのDSD信号をダイレクトにアナログFIRフィルターに通すことでアナログ出力とする方法によるディスクリート化です。これなら常識的なコストと回路規模で実現可能、ということでしょう。

1bit DSD信号をアナログFIRフィルターでダイレクトにアナログ変換という仕組みも独特。普通はある、デジタルフィルター段でFIRフィルターを通して高域をカットして、最終段のアナログLPF(ローパスフィルター)でノイズを取るというプロセスとも違うのでしょうか。第一、FIRフィルターをアナログで組むこと自体、やはり大掛かりです。

オーバーサンプリング、デジタルフィルター、ノイズシェーパーなどの処理を自社開発のアルゴリズム、パラメーターにより実行できるのもメリットだとしています。MMMの中には、オーバーサンプリングデジタルフィルター、ΔΣモジュレーター、DACが入っているということです。DSDが入力された場合は、オーバーサンプリングデジタルフィルターとΔΣモジュレーターはスルーされて処理されます。

さらに、デジタルフィルター、ノイズシェーパーティザー、レゾネーターはユーザーによる設定切り替えに対応し、24通りの組み合わせから好みに合わせて音色を選択できるという、これまでにない多機能ぶりも実現しています。クロックは、従来の2倍の発信周波数の超低位相雑音クリスタルを採用。44.1kHz系、48kHz系それぞれに専用のクリスタルを搭載しています。これは最近のマランツでおなじみの装備。

このDA変換システムの開発には、元フィリップスの技術者でマランツのヨーロッパリージョンの音質担当者でもあるライナー・フィンク氏が携わっています。氏はかつて、言わずと知れた名DACチップ「DAC7」でビットストリームDACの開発を担当。名機・マランツ「CD-7」のデジタルフィルターの開発者でもあるなど、オーディオ界の生ける伝説的存在。

思えばマランツの初期のSACDプレーヤーSA-1もDAC7を使用していました。DAC7はCDのようなPCM信号だけでなく、SACDのDSD(1bitPDM)もデコードできたためです。言わば、DAC7が現代最新鋭のスペックを伴って再登場したと言えるのではないでしょうか。

ちなみに、SA-11S3ではDACチップはDSDのダイレクトDA変換と192kHz/24bitのPCM信号に対応するバーブラウン「DSD1792A」を使用していました。シーラスロジックではなかったんですねえ。忘れてました。

DAC以降のアナログ段は、フルバランス・ディファレンシャル構成の回路とし、DACからの出力を受ける初段のバッファと二段目のフィルターアンプに独自の高速アンプモジュールHDAMを、三段目の電流帰還型出力バッファアンプにHDAMとHDAM-SA2を採用。マランツならではのハイスピードで情報量豊かなサウンドを実現。アナログ出力回路には、純銅箔を採用した最上グレードのオリジナルフィルムコンデサー「ブルースターキャップ」や、高音質電解コンデンサーなど高品位部品も投入。

肝心のプレーヤー機能としてはSACD、CDに加え、DVD-R/RW、DVD+R/RWやCD-R/RWに記録したMP3/WMA/AAC/WAV/FLAC/Apple Lossless/AIFF/DSDファイルの再生が可能(DSDはCD-R/RWでは非対応)。さらに、USB-DAC機能も搭載。DSDは11.2MHzまで、PCMは384kHz/32bitまでサポート。DSDの再生方式は、WindowsのASIOドライバーを使ったネイティブ再生とDoPに対応。アシンクロナスモードにも対応。USBメモリー内の音楽ファイル再生や、iPhone/iPodとのデジタル接続も可能。iPodの充電にも対応。

同軸デジタル入力、光デジタル入力も各1系統用意。192kHz/24bitまでのPCMデータに対応します。

アナログ出力はバランス端子も装備。アンバランス出力、バランス出力は完全に同等グレードで、バランス出力のHOT/COLDを反転させるデジタル位相反転機能も搭載。音質劣化なく、内外のバランス接続対応機と接続できます。

ヘッドホンアンプも搭載。オペアンプICは一切使わないディスクリート回路で、HDAM-SA2による高速電流バッファアンプを搭載。3段階のゲイン切り替えもできます。ヘッドホンアンプをオフにすることもできます。

ディスクドライブには、最新世代のオリジナルメカエンジン「SACDM-3」を採用。ピックアップの制御とデコードを行なう回路を新開発。余分な電流やノイズの発生を抑えているとしています。SA-11S1ではSACDM-2でした。

電源トランスには、SA-7S1と同等コアサイズのトロイダルコアトランスを搭載。給電用ブロックケミコンには、4,700μFのニチコン製、マランツ専用カスタム品を採用。

消費電力は50W。外形寸法は440×419×127mm(幅×奥行き×高さ)。重量は18.4kg。リモコンが付属。

SA-7S1に比べて、高級機的な外観が後退しているという指摘もあるようですが、マランツとしては本機をやはりSA-7S1の後継機として推していくようです。というのも、SA-10はマランツの今後10年の基礎になるモデルと位置づけ、としていて、SA-7S1の10年後に出ていることからも、10年一区切りで考えるマランツのフラグシップに位置付ける重要なモデルとも考えられます。

AVウォッチではSA-11S3と早速比較試聴。「シャープさとスピード感は特筆すべきレベルで」「トランジェントが良くなり、音がズバッと出て、スッと消えるスピード感が劇的にアップ。」としています。その上で、「SACDとCDを聴き比べると、CDの情報量の少なさや、音像の厚みが薄い事など、アラがむき出しになるような印象も受ける。」というのはCDメインで聴く人には気になる表現です。CDもDSDに変換されるということですから、ソニーのようにCDもハイレゾ的に補完される方向性なのかと思いきや、そうでもないのかもしれません。ソースの質が要求されるのでしょうか。



この「Marantz Musical Mastering」が下位機種にも搭載されるのか、また、どの価格帯まで適用されるのかも気になるところです。

ディスクリートだとか、FPGAだとかで汎用DACを使わないDA処理/変換部がトレンドのようです。以前は英国のコード社くらいでしたが、この時期に同時にソニーからもFPGAを使ったTA-ZH1ESが発表されています。TA-ZH1ESはフルデジタルヘッドホンアンプ/プリアンプですが、全入力をDSDに変換する部分にFPGAを使っています。DSD変換と、脱汎用DACが現在の流行になりつつあるのでしょうか。


本機は手のかかったDA変換システムなのは確かで、その点では大変素晴らしいですが、結局アンプと組み合わせないとならない、現在のオーディオというものの問題点もあります。

マランツでは本機と組み合わせるフラグシッププリメインアンプPM-10も開発中で、今後発表予定です。PM-10はマランツの高級プリメインアンプとしては初めてPWM変調D級パワーアンプを採用しています。

D級アンプの一般化も続いています。ただ、ソースがデジタルメインとなり、それもDSD信号への変換も一般化するなら、かつてのシャープのように、DA変換不要でDSDのまま増幅できる、PDM変調D級アンプ一体型のパワーDACがどこかから出てくると面白いとも思います。


引用元: ・【SA7S2はまだか?】 マランツ総合 36 marantz

http://mint.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1407771002/
461: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 13:35:45.84 ID:q850gG0N
自社開発DAC マランツ「MMM」搭載。USB DACにもなるハイエンドSACD「SA-10」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1017468.html

マランツ、独自開発のディスクリートDACを搭載した旗艦SACDプレーヤー「SA-10」
http://www.phileweb.com/news/audio/201609/01/17665.html

今後10年を担うSACDプレーヤー、マランツ「SA-10」。主要回路をオリジナル設計し完成
http://www.stereosound.co.jp/news/article/2016/09/01/48887.html

459: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 12:39:05.37 ID:p88guOuk
SA-10 まさかの内製DACとはね
レビュー楽しみですわ

460: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 13:35:43.54 ID:tUUgIjog
自社開発DAC マランツ「MMM」搭載。USB DACにもなるハイエンドSACD「SA-10」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1017468.html

これは期待できそう
低価格7モデルも自社DAC使うようになればいうことなし

463: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 15:31:29.02 ID:z8LQdeIF
ヘッドホン端子の大穴で全て台無し
この様でハイエンドとかよく言えるわ

464: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 15:53:44.90 ID:Yol0EB0l
金型も見た目も値段も7S1を超えられてないじゃん

466: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 17:53:36.66 ID:wZ5AZvX+
しかし、今時自社製DACとは珍しいね

メカも多少新しくしたようだし、音を聞いてみたいな

467: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 17:54:38.67 ID:wZ5AZvX+
デザインは写真で見る限りは確かにダサいなwww

468: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 19:09:51.02 ID:NvAVwAZ1
SA-10はレビュー待ちだな
マランツは値下がり早めだからまずは様子見
強制DSD変換が吉と出るかがカギだね
あとはオリジナルのDAC

469: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 20:02:19.49 ID:Xr+b0qn5
SA-10欲しいけど、自分もせめて実売40万ぐらいになってくれないと手がでない。
買うのは次のモデルチェンジの時になりそう・・・・・・。

470: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 20:15:12.14 ID:23Zet2uW
実売100万~じゃないと逆に買う気しないわ
グレードアップしたいのに

471: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 20:26:05.43 ID:VLPKsNyv
新製品の発表華やかしきこの時期に
やっと11シリーズを揃えることができた

10シリーズ羨ま

472: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/01(木) 21:55:30.97 ID:sHR1JLqo
俺はCD再生長い間してないし
メカレスモデル出るまで様子見かな

476: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/02(金) 09:01:49.87 ID:nK1rFgn7
独自DACは音がズバッと出て、スッと消えるスピード感が劇的にアップねぇ。
SNが良くなると音の消え入る余韻が長く感じたりするものだと思ってたんだけどなあ。気になる表現だわ。

477: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/02(金) 16:13:27.60 ID:MSDTBNIK
能力が上がると、音の立ち上がりと終息がスパっと切れるようになるに決まってるだろw
能力があがってピアノが団子になったりしたらおかしいだろうがw

478: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/02(金) 19:30:49.52 ID:MTCnrkqF
悪く言えば硬質ぎみでデッドでゆとりがない感じ?

479: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/02(金) 19:38:13.80 ID:1qNM8I6B
marantzの上位機種のDACってかすかに響きというか残響みたいなのあったよね

480: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/03(土) 15:13:48.75 ID:YgZXQpbg
そいういえばマランツはCS4397を物凄く気に入っていたけど段々使えなくなっていったとき
不本意ぽかったからな。この系統の音なんだろうな

481: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/04(日) 11:26:58.49 ID:cVtNk9Pw
無いとは思うが
DCD-SX1と比べて負けてたらもうマランツおしまいだな

483: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/04(日) 17:19:49.48 ID:IDFuQBlw
以下は話半分でよろしく
行き付けのオーディオショップの店員さんが視聴会でSA-10聴いたと言ったので、感想聞いたら

11S3と比べて、音はあまり変わってない、中域が若干太くなったとのこと
あと印象的だったのは「正直高いですね…(価格)」の一言だな
機能が豊富になったから仕方ないけど、12万アップは納得いってない感じ

雑誌の評価はマンセーしかないので参考にはならないから、じっくり試聴する方が良さげ

実機が店頭に並ぶのはかなり先だけど、11S3持ってる人は慌てなくていいっぽい
マランツは値下がり早いしね
ちなみにPM-10は年内の発売はないとのことでした

484: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/04(日) 21:26:11.84 ID:Q14enZ8L
s3から変える事は音をまったく違う方へ持っていくしかない
正直、あれ以上はもういらん

485: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/04(日) 22:29:19.40 ID:wq7jMIV6
俺はSA-11S3で回転機は終わりだと思ってた。まさか出すとわwww
ネットワークプレーヤーって思ったほど売れてないのかね??

494: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/06(火) 06:12:50.11 ID:SmAzia8Y
>>485
ヘッドフォン系とかぶるイメージが強いからね。
ジッターレスとか言っておいて結局ケーブルで音が変わるとか置台で音が変わる
とか言い始めたでしょう。ああいうことをすれば結局いつもの商売のやり方と気づいている人も多いと思われ。

486: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/04(日) 23:48:31.03 ID:ascmqrSW
いまでもプチプチカチカチ言うイメージはあるな 指摘するとマニアが烈火のごとく怒りだすのも想像できるし

487: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/04(日) 23:58:49.50 ID:F7cYCUeZ
それってラックスのDACじゃね
NAS使ってるけど、NA-11S1だと鳴った記憶ないけどな

497: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/06(火) 10:18:39.07 ID:L4xVPSKZ
やっぱ、11S3を買っておくのが吉かな

499: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/06(火) 10:57:23.24 ID:9JzmvjcO
やっぱり7S1だろ

523: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/08(木) 13:46:15.87 ID:l94aCbkr
フラッグシッププレイヤー出してくれることが嬉しいわ
正直もう出ないと思ってました

524: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/08(木) 14:37:20.15 ID:zKCiGxDg
フラッグシップネットワークプレイヤー
出して欲しい。
NA10

525: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/08(木) 18:58:18.85 ID:gL0rirPx
しかし7ナンバーは付かなかったな

554: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/10(土) 00:40:35.67 ID:lW/XNXi7
マランツの高級機ってクラシック向きの音?

555: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/09/10(土) 04:25:37.08 ID:tm2Xz92E
今どきクラシック向けもジャズ向けもねーだろう
ロックが爆音で鳴らないようでは
大編成クラシックのグランカッサ(大太鼓)も鳴らないし
ビッグバンドジャズも鳴らない