RHA_Dacamp_L1
ナイコムは、RHAのUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Dacamp L1」を10月中旬より発売。予定価格は52,800円(税抜)。

外形寸法は118W×20H×73Hmm、質量は233g。 フルバランス接続に対応したUSB-DAC内蔵のヘッドホンアンプ。

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ESSテクノロジー製「ES9018K2M」をL/Rに1基ずつ、合計2基搭載。USB-DAC部は専用プロセッサーを搭載。384kHz/32bit PCM、11.2MHz DSDの再生に対応。デジタル入力はUSB A、USB B、光デジタルを搭載。USB接続については、Windows、Mac、Android、iOSに対応。

ヘッドホンアンプは、AB級アンプをL/Rにそれぞれ1基ずつ搭載。ヘッドホン出力は4pinミニXLR(バランス)と、3.5mmステレオミニ(アンバランス)を搭載。3段階のゲイン調整機能、イコライザー機能(バス/トレブル)も備えます。

ヘッドホンアンプの出力は300mW×2(16Ω)、28mW(300Ω)。出力インピーダンスは2.2Ω。

内蔵バッテリーの容量は4,000mAhで、約10時間の動作が可能です。

RHA_Dacamp_L1_2


このアンプは、同時発表されたRHAのイヤホン新モデル「CL1 Ceramic」「CL750」との組み合わせを前提としたモデルです。

RHA_CL1_Ceramic


「CL1 Ceramic」「CL750」はともにインピーダンスが150Ωと高く、感度もそれぞれ87dB、86dBという、スペックの数値的には難物です。十全にこの2つを鳴らせる設計なだけでなく、音質的にもマッチングを計ったチューニングがされているということです。

ポータブルオーディオ愛好家にとってはまた新しい選択肢が増えました。RHAはハイコスパなイヤホンでめきめき頭角を現してきた新興オーディオメーカーですが、ついにポータブル機器そのものにも進出してきました。RHAのイヤホン専用ということではなく、幅広いイヤホンに使えそうな頼もしさを、第一号機にして感じさせる印象です。

デジタル入力もあるので、比較的初心者にもやさしいポタアンと言えそうです。アナログ入力もあれば良かったですが、デジタル入力専用のコンセプトなのでしょう。

さて、ポタアンとしてRHA専用でなくとも魅力的な機種が登場したと思いますが、意外にもあまり話題になっていないようです。とりあえず、ほぼ機種紹介のみにて記事を終わりますが、今後、各所で反応があったらもっと追加したいと思います。