ハウジング部には、スピーカーの後方で増加する空気圧を排除するため空気が通るオープンバック設計を採用し、振動板に十分な可動域を確保。これにより音の透明感が向上し、なめらかな高音域を再生できるとしています。また、二重構造のイヤーカップにより共振や振動を軽減し、音の細部まで再現できるとしています。

50mmネオジウムユニットを搭載。イヤーパッド部には、低反発フォームと熱を分散させるベロア素材を使用することで、長時間の着用でも疲れにくく、心地よい装着感を実現。また、ヘッド上部の内側にある、メッシュ素材を用いたハンモック状のバンドにより、ヘッドバンドを最適なポジションに調整するこもできます。イヤーカップが15度傾いているのも特徴。立体的な広がり感の表現に寄与します。

2本のメタルフレームと本皮により作り込まれたヘッドバンド、メタルグリルのハウジングの素材感とデザインはレトロモダンなスタイリッシュさ。

再生周波数帯域が10～40000Hz、インピーダンスが30Ω、感度が100dB、最大入力が500mW。ハイレゾ対応をクリアし、日本国内でのハイレゾロゴマークも取得しています。

長さ3mのケーブルは着脱可能。。6.3mmアダプター、ケーブル収納クリップが付属。

本機はほぼ同様の内容のX1（2013年）の後継機。X1は音質面では高評価でしたが、イヤーパッド交換不可、装着感に難のあるユーザーが出るなど、音以外の点で気になる点がありました。そこを改良したのがX2。ただし、音も変わり、X1のほうが良かったという人もいるようです。どちらもハイレゾに十分対応したワイドレンジで高分解ではあるようですが、X1のほうが落ち着いた感じでX2のほうが明るいようです。どちらもハイコスパの高級機ではあるようです。

フィリップス Fidelio X1 [並行輸入品]
どちらにせよヨーロッパメーカーの高級な開放型にしては珍しい、鳴らしやすいインピーダンスであることは特筆点でしょう。

本機の場合、国内正規品より安い輸入品、あるいは、海外からの購入で、偽物？騒動もあるようですので、お気をつけください。

引用元: ・PHILIPSヘッドホン、イヤホンについて語るスレ9

http://hanabi.2ch.sc/test/read.cgi/wm/1450362988/