旭化成エレクトロニクスのハイエンドDAC「AK4490」を新たに採用し、従来モデル(K-07/05)の倍の回路規模となる左右チャンネルごとの差動4回路/8出力のパラレルディファレンシャル構成としてグレードアップ。また、USB-DAC機能の対応スペックも向上させました。フラッグシップモデル「Grandioso」の技術も投入しました。

従来モデルのDACはAK4392で、USB DAC入力時には、192kHz/24bitまでの対応、DSD非対応でしたが、K-07X/05Xは、WAV/FLACなどは32bit/384kHzまで、DSD 11.2MHzまで対応可能となりました。

32bit DACを複数個組み合わせた「34bit D/Aプロセッシング」搭載。PCMの信号処理用に4種類のデジタルフィルターを搭載。PCM信号を2/4/8倍にアップコンバートしたり、DSD変換出力を行なうなど、豊富なDD変換機能も装備。

VCXOクロックを搭載。K-05Xには、NDKと共同開発した大型カスタムVCXOを採用し、さらに高精度化。外部ワードクロック入力をはじめ10MHz、及び22MHzダイレクトマスタークロックにも対応。

K-05Xとのおもな違いはドライブメカ。K-05Xはエソテリックの代名詞であるVRDSメカニズム「VMK-5」を搭載。一方、K-07Xは、Grandiosoと同一の軸摺動型ピックアップを搭載したエソテリック独自のVOSPメカニズムを搭載。メカニズムのハウジング部には8mm厚のスチール製大口径スタビライザーでメカニズムの剛性を高め、ディスクの高速回転による振動を排除しています。

デジタル入力として、USBと同軸デジタル、光デジタルを装備。USB以外の各入力も192kHz/24bitまで対応。出力はバランス(XLR)×1と、アンバランス(RCA)×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1。

DAC部とアナログ出力回路部はデュアル・モノ構成。K－07Xには大型EIコアトランスを採用。K-05Xには、高効率でハイパワーな大型トロイダルトランスと電源部にも違い。

アナログ回路には「ESOTERIC-HCLD Type2バッファーアンプ回路」を採用。チャンネルあたり2回路搭載し、XLR出力の場合はディファレンシャル(差動)、RCA出力の場合はパラレル(並列)駆動させます。

外形寸法は445×355×131mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14kg。

先代のK-07との違いはもとより、上級のK-05Xとの音質差でしょう。スピーカーによっては微妙と感じた人がいるというのは気になりますが、あまりそういうのを気に掛けずに買うものなのでしょう？

K-07との違いで言えば、USB-DACとして圧倒的にハイスペックなのは間違いありません。

引用元: ・【VRDS】TEAC ESOTERIC総合スレ 13【NEO】

http://mint.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1453651910/